lifestyle

マヨネーズが分離するのはなぜ? 企業の解説する3つの原因

By - COLLY  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

※写真はイメージ

サラダのドレッシングや、炒め物の隠し味として活躍する『マヨネーズ』。

料理に使おうとした時に、マヨネーズが分離していた経験はありませんか。

マヨネーズが透明な液体と油分に分かれていると、不安に感じることもあるでしょう。

生活協同組合おおさかパルコープ(以下、おおさかパルコープ)のウェブサイトでは、マヨネーズが分離して透明になる原因を解説しています。

マヨネーズが分離する3つの原因

小皿に入ったマヨネーズの写真

※写真はイメージ

おおさかパルコープによると、マヨネーズが分離する原因は以下の3つです。

①流通過程で強い衝撃を与えた場合 ②保存温度が高い(陽があたる場所で常温で保存した場合) ③ 逆に冷蔵庫で冷気が直接当る状態で置いた場合

おおさかパルコープ ーより引用

以下で詳しく見ていきましょう。

1.強い衝撃や振動を受けた場合

マヨネーズは、主に油と酢、卵黄の3つの材料から作られています。

本来相性の悪い『油』と『酢』が混ざり合って乳化しているのは、卵黄に含まれる『レシチン』が界面活性剤として働いているためです。

しかし、強い衝撃が加わったり振動を受けたりすると、乳化状態が崩れてしまうことがあります。

流通時の衝撃や振動は避けられませんが、購入後はできるだけ丁寧に扱うよう心がけましょう。

2.高温の環境で保存した場合

マヨネーズは高温にさらされると、熱によって卵黄が変性し、乳化力が弱まることがあります。開封前のマヨネーズは、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。

また、調理中に高温になりやすいガスコンロの周辺などに、マヨネーズを置くのは避けてください。

3.低温下で保存した場合

マヨネーズを0℃以下の低温で保存するのも、分離する原因です。

油分が凍結すると結晶が形成されやすくなり、この結晶が乳化している膜を破壊してしまいます。すると常温に戻した際に、マヨネーズが分離してしまうのです。

冷蔵庫内の吹き出し口付近は冷風が直接当たりやすいため、分離の原因となる場合があります。冷気が直接当たる場所やチルド室での保管は避けましょう。

冷気が当たりにくい『ドアポケット』や、約3~8℃に保たれている『野菜室』での保管がおすすめです。

また、買い物した後の袋詰めの仕方にも注意。マヨネーズを冷凍食品や保冷剤と一緒に入れると、分離する可能性があります。

一度分離してしまったマヨネーズは、残念ながら元の滑らかな状態には戻りません。風味や食感も損なわれるので、使うのは避けたほうが無難です。

マヨネーズを無駄にしないためにも、適切に保管して分離を防ぎましょう。


[文・構成/grape編集部]

ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

スーパーに設置されているポリ袋の写真

夫「なんで思いつかなかったんだろう」 イチゴを潰さずに持ち帰る方法イチゴを購入して持ち帰る際、買い物袋の中でほかの購入品にぶつかって、潰してしまった経験はありませんか。 筆者は、気を付けていても、イチゴを潰してしまった経験が何度かありました。 本記事ではスーパーマーケット(以下、スーパ...

出典
おおさかパルコープ

Share Post LINE はてな コメント

page
top