なぜゼリーが固まらない? 森永製菓が教える原因に「だからか…」
公開: 更新:


食パンあったら作ってみて! カップ1つで完成する絶品スープが画期的【時短レシピ】寒い日になると恋しくなる、熱々のオニオングラタンスープ。 本格的に作ろうとすると、タマネギを飴色になるまで炒め、バゲットを準備して…と少し手間がかかるイメージがありますよね。 「もっと手軽に作れたらいいのに」と思っていた...

醤油やきなこだけじゃない! 餅の意外な食べ方に、夫「明日の朝もこれで!」冬になると、スーパーマーケットで目にする機会が増える餅。 醤油をつけたり、きなこをまぶしたりと、和風の味つけで食べることが多いでしょう。 しかしいつも同じ食べ方では飽きてしまいますよね。筆者も「今年は違う食べ方がしたい…...
- 出典
- 森永製菓株式会社






家庭でのゼリー作りに役立つ、粉ゼラチン。お菓子作りをしたことがある人なら、一度は使ったことがあるでしょう。
ところが、いざゼリーを作ったら「うまく固まらなかった…」という経験はありませんか。
森永製菓株式会社のウェブサイトでは、ゼリーが固まらない原因をこのように説明しています。
まず1つ目の原因として『ゼラチンが溶けていないこと』を挙げていました。
パッケージに記載の説明によると、ゼラチンをしっかりと溶かすには約80℃のお湯で溶かすか、約80℃の液体に入れて溶かす必要があります。
お湯を沸騰させると固まりにくくなることがあるので、温度には注意しましょう。
また、ゼリーには果物が入ったものが多いですが、実は種類にも注意が必要です。
パイナップルやキウイフルーツなど南方系の果物には、たんぱく質分解酵素が含まれています。そのため、生のまま使用すると、酵素がゼラチンを分解し、固まらなくなるとのこと。
レモンやオレンジ、梅の果汁など、酸味の強いものもゼラチンを分解する作用があるため、ゼリーの固まりが弱くなるといいます。
これらの注意点を踏まえて、実際にゼリーを作っていきます!
今回はゼラチンをあらかじめお湯で溶かしてから使用するので、80℃のお湯を用意。やけどに注意して、ゆっくりとゼラチンを溶かしていきます。
果物はフルーツ缶を用意します。今回はミカンの缶詰を使用していますが、缶詰であればパイナップルでも大丈夫です。
缶詰とゼラチンを混ぜ合わせたら、型に流し込んで冷蔵庫で十分に冷やします。この時、冷やす時間が短いと固まらない原因になることも。
今回は大きめの容器なので、半日ほど冷やしてみました。
半日冷やしたらゼリーが完成!スプーンですくってみると、プルンとしっかり固まっています。
ゼリー作りでは、ゼラチンを溶かす温度、果物の種類、冷やす時間などがポイントです。
注意点をしっかり押さえて、おいしいゼリーを楽しく作りましょう。
[文/キジカク・構成/grape編集部]