なぜゼリーが固まらない? 森永製菓が教える原因に「だからか…」 By - キジカク 公開:2025-02-27 更新:2025-02-27 おやつスイーツ料理 Share Post LINE はてな コメント 家庭でのゼリー作りに役立つ、粉ゼラチン。お菓子作りをしたことがある人なら、一度は使ったことがあるでしょう。 ところが、いざゼリーを作ったら「うまく固まらなかった…」という経験はありませんか。 森永製菓株式会社のウェブサイトでは、ゼリーが固まらない原因をこのように説明しています。 ゼリーが固まらない場合はいくつか原因が考えられます。 (1)ゼラチンがちゃんと溶けていない。 (2)冷蔵庫で冷やし固める時間が短い。 (3)たんぱく質分解酵素を含む果実を使用している。 南方系の果実の一部(パイナップル・パパイヤ・キウイフルーツ・パッションフルーツ・イチジクなど)や、しょうがなどには、たんぱく質分解酵素が含まれているので、生のまま使用すると、ゼラチンを分解してしまい固まりません。生のまま絞った果汁、ジュースでも同様です。これらの果物を使用したい場合には、缶詰のものをお使いになるか、煮込んでからお使い下さい。 (4)酸味、酸の強い果物を使用している。 レモンやオレンジ、梅の果汁などはゼラチンを分解する作用があるため、ゼリーが弱くなることがあります 。酸っぱく感じる果汁は、果汁量を少なくするなど調整してください。 (5)ゼラチンの量が極端に少ない。 森永製菓株式会社 ーより引用 まず1つ目の原因として『ゼラチンが溶けていないこと』を挙げていました。 パッケージに記載の説明によると、ゼラチンをしっかりと溶かすには約80℃のお湯で溶かすか、約80℃の液体に入れて溶かす必要があります。 お湯を沸騰させると固まりにくくなることがあるので、温度には注意しましょう。 また、ゼリーには果物が入ったものが多いですが、実は種類にも注意が必要です。 パイナップルやキウイフルーツなど南方系の果物には、たんぱく質分解酵素が含まれています。そのため、生のまま使用すると、酵素がゼラチンを分解し、固まらなくなるとのこと。 レモンやオレンジ、梅の果汁など、酸味の強いものもゼラチンを分解する作用があるため、ゼリーの固まりが弱くなるといいます。 これらの注意点を踏まえて、実際にゼリーを作っていきます! 今回はゼラチンをあらかじめお湯で溶かしてから使用するので、80℃のお湯を用意。やけどに注意して、ゆっくりとゼラチンを溶かしていきます。 果物はフルーツ缶を用意します。今回はミカンの缶詰を使用していますが、缶詰であればパイナップルでも大丈夫です。 缶詰とゼラチンを混ぜ合わせたら、型に流し込んで冷蔵庫で十分に冷やします。この時、冷やす時間が短いと固まらない原因になることも。 今回は大きめの容器なので、半日ほど冷やしてみました。 半日冷やしたらゼリーが完成!スプーンですくってみると、プルンとしっかり固まっています。 ゼリー作りでは、ゼラチンを溶かす温度、果物の種類、冷やす時間などがポイントです。 注意点をしっかり押さえて、おいしいゼリーを楽しく作りましょう。 [文/キジカク・構成/grape編集部] クリアファイルに付箋を入れて… できたものに「一石二鳥ですね!」付箋の意外な活用法を3つ、紹介していました。 着なくなった服を、母親に渡すと… 「オシャレすぎん?」「こうなりたい」『はる。』さんが、次女の服を譲り受けたとXにコメントし、コーディネートを投稿。鮮やかな着こなしが話題になりました。 出典 森永製菓株式会社 Share Post LINE はてな コメント
家庭でのゼリー作りに役立つ、粉ゼラチン。お菓子作りをしたことがある人なら、一度は使ったことがあるでしょう。
ところが、いざゼリーを作ったら「うまく固まらなかった…」という経験はありませんか。
森永製菓株式会社のウェブサイトでは、ゼリーが固まらない原因をこのように説明しています。
まず1つ目の原因として『ゼラチンが溶けていないこと』を挙げていました。
パッケージに記載の説明によると、ゼラチンをしっかりと溶かすには約80℃のお湯で溶かすか、約80℃の液体に入れて溶かす必要があります。
お湯を沸騰させると固まりにくくなることがあるので、温度には注意しましょう。
また、ゼリーには果物が入ったものが多いですが、実は種類にも注意が必要です。
パイナップルやキウイフルーツなど南方系の果物には、たんぱく質分解酵素が含まれています。そのため、生のまま使用すると、酵素がゼラチンを分解し、固まらなくなるとのこと。
レモンやオレンジ、梅の果汁など、酸味の強いものもゼラチンを分解する作用があるため、ゼリーの固まりが弱くなるといいます。
これらの注意点を踏まえて、実際にゼリーを作っていきます!
今回はゼラチンをあらかじめお湯で溶かしてから使用するので、80℃のお湯を用意。やけどに注意して、ゆっくりとゼラチンを溶かしていきます。
果物はフルーツ缶を用意します。今回はミカンの缶詰を使用していますが、缶詰であればパイナップルでも大丈夫です。
缶詰とゼラチンを混ぜ合わせたら、型に流し込んで冷蔵庫で十分に冷やします。この時、冷やす時間が短いと固まらない原因になることも。
今回は大きめの容器なので、半日ほど冷やしてみました。
半日冷やしたらゼリーが完成!スプーンですくってみると、プルンとしっかり固まっています。
ゼリー作りでは、ゼラチンを溶かす温度、果物の種類、冷やす時間などがポイントです。
注意点をしっかり押さえて、おいしいゼリーを楽しく作りましょう。
[文/キジカク・構成/grape編集部]