冷凍シーフードミックスは塩水解凍が正解 ニッスイ推奨の方法と3つのNG解凍
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- 出典
- 株式会社ニッスイ






種類豊富な魚介類がたっぷりと入っている、冷凍のシーフードミックス。
解凍すればすぐに調理に使える手軽さから、筆者は冷凍庫に常備しています。
便利な冷凍シーフードミックスですが、株式会社ニッスイ(以下、ニッスイ)のウェブサイトによると、使う際はいくつか注意があるとのことです。
1つ目は『凍ったままの調理』はおすすめしないということ。
そのまま調理すると、味が水っぽくなったり、調理中に油跳ねしたり、表面が硬くなったりしてしまうといいます。
「グレーズ」と呼ばれる氷の皮膜が解け出すことで、鍋やフライパンの中に余分な水分が広がってしまうためです。旨みが薄まってしまうのは、この水分が原因だったようです。
2つ目として『電子レンジでの解凍』もおすすめできないとのこと。電子レンジで加熱すると、イカが爆発したり身が縮んだりする可能性があるそうです。
電子レンジでの解凍は時短になるように思えますが、イカのような素材は急激な加熱で内部の水分が膨張し、爆発してしまうことがあるとのこと。解凍後の電子レンジ加熱にも注意が必要な点も、覚えておきたいポイントです。
シーフードミックスの『塩水解凍』とは?
それでは、ニッスイがおすすめする『おいしい解凍法』を実践してみましょう。
ニッスイのウェブサイトでは、冷凍シーフードミックスの解凍方法として『流水解凍』『冷蔵庫解凍』『塩水解凍』の3つを紹介。
筆者は特においしく解凍できるという『塩水解凍』に挑戦します!手順は以下の通りです。
『塩水解凍』に必要なのは水と塩です。ニッスイによると「海水と同じ濃度である3%程度の塩水を作る」とのこと。
まず、300㏄の水に対して9gの塩を溶かしておきます。
塩水の濃度を海水と同程度に合わせることで、素材の浸透圧が保たれ、旨みや水分が外に逃げにくくなるためだと考えられます。薄すぎる塩水では素材の旨みが抜け出てしまう可能性があるので、分量はしっかり守るのがポイントです。
塩を溶かしたら、食べるぶんのシーフードミックスを凍ったまま入れます。
このまま常温で放置するのですが、目安は夏場は30分、冬場は60分とのこと。筆者は2月に試したので、60分待ちます。
「半解凍」の状態が解凍の完了サイン
周りの氷が解け、中心がまだ凍っている程度の『半解凍』でOK。水から出して、キッチンペーパーで水分を拭き取ると、プリプリに解凍されていました!
完全に解凍しきってしまうと素材から水分が出やすくなるため、中心に少し硬さが残る状態が理想です。指で軽く押したときに外側は柔らかく中心だけが固い感触があれば、解凍のサインといえるでしょう。
時間はあくまで目安で、室温によっても変わるため、こまめに様子を見て状態を確認しましょう。
解凍したらすぐに調理する必要があるため、シーフードをぜいたくに使ったパスタを作ってみました。
今まで冷凍のシーフードミックスを使うと、全体の味が薄かったり、シーフードの味がぼやけたりしたように感じる時も…。
しかしこの解凍方法なら、ほんのりと塩味を付けているので、シーフードの味をしっかりと感じられました!
また、どのシーフードもいつもより色がきれいです。この色の鮮やかさも塩の効果なのだとか。
塩水解凍後のエビはぷっくりとした弾力があり、イカは締まりすぎず柔らかな口当たりに仕上がっていました。従来の解凍方法との差が、食べ比べてみると一口目からはっきりと分かるほどです。
今までなんとなく冷凍シーフードミックスを解凍していましたが、「解凍方法によってここまでおいしくできるのか」と感動!
ニッスイではこのほかにも、時間に合わせてさまざまな解凍法を紹介しているので、チェックしてみてください。
[文/キジカク・構成/grape編集部]