納豆はよく混ぜたほうが栄養価が高くなるの? 企業の解説によると…
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- 出典
- ミツカン
納豆は『健康によい食品』として知られ、毎日の食卓に欠かせない存在です。
豊富な栄養素が含まれていることは有名ですが、実は『混ぜる回数』によって食感や風味が変わることをご存じでしょうか。
『金のつぶ』シリーズを展開する株式会社Mizkan(以下、ミツカン)のウェブサイトから、『納豆の混ぜる回数』について解説します。
納豆を混ぜる理由とは
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納豆は、蒸した大豆を納豆菌で発酵させて作られる発酵食品で、古くから日本の食文化に根付いています。
しかし、『なぜ納豆を混ぜるのか』と聞かれると、明確な理由が分からない人も多いのではないでしょうか。
納豆はかき混ぜることで空気を含み、ふんわりとした食感とマイルドな風味が生まれます。
この変化は、納豆に含まれる『ポリグルタミン酸』と『フラクタン』によるものです。
ポリグルタミン酸は、納豆菌がたんぱく質を分解する過程で生じたグルタミン酸が連なってできた物質で、納豆のうまみの素になります。
フラクタンは、納豆の粘り気を安定させる働きを持つ、糖の1種です。
これらの成分が空気と混ざることで、納豆ならではのネバネバした食感が生まれます。
納豆の栄養価は『混ぜる回数』に影響するのか
ミツカンは、『納豆はよく混ぜたほうが栄養価が高くなるのか』との問いに、次のように回答しています。
納豆を混ぜる回数で変わるのは、栄養価ではなく『食感』です。
混ぜる回数を多くすると、空気が含まれて納豆のネバネバが泡立ち、ふんわりとした食感になります。
お好みの食感に合わせて混ぜる回数を変えてみるといいでしょう。
ただし、混ぜすぎると豆がつぶれてペースト状になってしまうので、豆本来の食感を楽しみたい場合は注意が必要です。
一方で、納豆特有のネバネバ感やマイルドな舌触りが苦手な人は、混ぜる回数を少なめにするといいでしょう。
また、納豆をおいしく食べるためには保存方法も大切です。保存する温度が高いと発酵が進み、風味や食感が劣化する可能性があるので、冷蔵庫で保存しましょう。
納豆は、混ぜる回数によって食感が大きく変わる食材です。自分にとっておいしいと感じる食感を見つけて、より納豆を楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]