水にさらすだけじゃない! 農園に聞いた『辛いタマネギ』をおいしく食べる方法
公開: 更新:

※写真はイメージ

ウタマロ石けんをすぐ流すと? 落ちない理由に「目からウロコ」「納得した」頑固な汚れもすっきりきれいに落とせる『ウタマロ石けん』。使い方や保存方法には、実はNG行動もあるとご存じですか。『ウタマロ石けん』を使うなら知っておきたい、3つのポイントを紹介します。

「そばが別物になる!」 乾麺のゆで方に「感動した」「毎回やる」当記事では、乾麺のそばを驚くほどのどごしの良いお店レベルのそばに変身させる、裏技をご紹介します。鍋の選び方とオリーブオイルを加えるタイミングを工夫するだけの簡単テク、ぜひお試しください。
シャキシャキと瑞々しい新タマネギは、サラダなどで生食する人も多いでしょう。
辛味が弱いといわれる新タマネギですが、中には辛く感じるものもありますよね。では、辛味を和らげるにはどんな方法があるのでしょうか。
静岡県浜松市にある『増田農園』に取材しました。『増田農園』では、日本で一番早く取れる新タマネギを全国に届けています。
画像提供:増田農園
新タマネギの辛味を和らげる5つの方法
『増田農園』の増田真一園長によると、新タマネギが辛かった時は、以下の5つの対処法があるとのこと。
1.薄くスライスする
新タマネギを薄くスライスすることで、新タマネギの表面積を増やし、積極的に硫化アリル(※)を揮発させる方法。薄すぎるとクニャッとした食感になるので注意が必要です。
※切った際に細胞が壊れ、タマネギに含まれる酵素がアミノ酸と反応して生成される化合物。タマネギの辛味成分で、特有の辛味や香り、切った時に目に染みる原因となる。
2.空気となじませる
空気の対流を用い、切った新玉ねぎから硫化アリルを揮発させるという方法です。この時、新タマネギをバラバラにしながら行うと、食べやすく、盛り付けもきれいになります。
3.15分以上放置
硫化アリルは一瞬で揮発するようなものではないので、切った後、揮発する時間を長く取る方法です。放置しすぎると、新タマネギの水分が失われてしまうので、食感を天秤にかけて行いましょう。
4.冷蔵庫に入れて30分放置
冷えると辛みが感じにくくなるため、切ったタマネギを冷蔵庫に入れる方法もあります。
硫化アリルを揮発させながら、温度を下げて辛味を感じにくくします。
5.水にさらす
硫化アリルは水に溶けやすいため、切ったタマネギを5分ほど水にさらすと、辛味が和らいで食べやすくなります。ただし、栄養素も流れてしまうというデメリットがあるので、注意してください。
※写真はイメージ
辛味成分の硫化アリルは水に溶けやすいため、『水にさらす』というのは、辛味を和らげるもっとも効果的な方法です。しかし、栄養素が水に流れ出てしまうので、さらしすぎには注意しましょう。
新タマネギを食べる時に辛味を弱めたいという人は、増田園長からのアドバイスを参考に、適した方法を用いてくださいね。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]