廊下が冷えるのはなぜ? 企業が解説する3つの原因とは
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100均の洗濯ネット まさかの活用法に「頭がいい」「真似をします」「最新の手作り防虫ネットを紹介します」というコメントをしてXに独自の防虫対策を公開したのは、家庭菜園をしている、みかんぼーや(@mikanbo_ya1987)さん。 100円ショップ『ダイソー』で購入した羽毛用の洗濯ネットと、『セリア』で購入したポールスタンドが防虫アイテムに大変身するといいます。

100均の『すのこ』を分解して… 作ったものに「これはヤバい」「天才」間接照明にもなるサイドテーブルを、100円ショップの『セリア』や『ダイソー』の商品を使って、作りました。
- 出典
- フロムフロア
家の中で、特に寒さを感じやすい場所の1つが『廊下』です。
長い時間を過ごす場所ではないからこそ、寒さ対策はつい後回しにしてしまいがち。結果として、「移動のたびに震えている…」という人も多いでしょう。
室内でありながら、廊下がこれほどまでに冷え込んでしまうのは、一体なぜなのでしょうか。
株式会社グラムスタイルが運営するカーペットやラグのオンラインショップ『FROM FLOOR』(以下、フロムフロア)のウェブサイトより、分かりやすくお伝えします。
廊下が冷える原因は主に3つ
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フロムフロアのウェブサイトでは、廊下が冷えやすい原因として以下の3つを挙げています。
・玄関から入り込む冷気
・フローリングの材質
・暖房器具の設置状況
廊下は、玄関から間仕切りなく続いているケースも多いもの。ドアを開けた時に侵入する風や、土間やタイルスペースから上がってくる冷気が、ダイレクトに伝わります。
また反対に、玄関の機密性が低いために、廊下の熱が外へと逃げてしまうケースも少なくありません。
フローリングの材質については、フロムフロアがウェブサイト上で以下のように解説しています。
日本では、靴を脱いで生活するスタイルが一般的です。例え靴下を履いていても、冷たい床に熱を奪われ、冷えを感じやすいでしょう。
夏はひんやり心地よく感じられますが、冬はつらい寒さの原因になります。
また暖房を設置するのが難しい環境も、寒さの理由です。
「電源を確保しにくい」や「十分なスペースを確保できない」などの理由で、ヒーターを設置していない家庭も多いでしょう。熱源がなければ、空間が温まることはありません。
廊下に合った寒さ対策を導入してみて
廊下の寒さを和らげるためには、環境に合った対策方法を取り入れるのがおすすめです。
電気の使用が難しい場合でも、玄関との間に間仕切りを設置すれば、冷気の侵入を防げるでしょう。カーペットを敷き詰めれば、床から上がってくる冷えも遮断できます。
クッション性に優れたものや比較的毛足の長いものを選べば、フワフワな感触で快適に過ごせるはずです。断熱性も高まるので、ぜひ注目してみてください。
廊下に出た時のヒヤッと感は、ヒートショックの原因になります。身体への負担も大きいため、特に高齢者は注意する必要があるでしょう。
ヒーターの設置が難しい場合でも、自力でできる対策方法は少なくありません。
どこから冷気が伝わりやすいのか考えたうえで、自宅に合った対策を取り入れてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]