紙に書いたボールペンの字を消す4つの方法!きれいに消すコツを解説
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服や手に修正液がついた際の落とし方!場所別の対処法と気になる疑問をご紹介本記事では、修正液の落とし方を解説します。修正テープと修正液の特徴をはじめ、服や手、紙などについた場合の対処法や注意点もまとめました。自宅で簡単にできる方法を知って、修正液の汚れをなるべくきれいにしましょう。

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ボールペンで紙に字を書いた後、誤字脱字に気づいて消したくなった経験はありませんか。
ボールペンで書いた字を消す方法は、おもに4つあります。しかし、それぞれに注意点があるため、実践する前に確認しましょう。
本記事では、紙に書いたボールペンの字を消す4つの方法と注意点、コツをまとめました。
紙に書いたボールペンの字を消したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
紙に書いたボールペンの字を消す4つの方法
紙に書いたボールペンの文字を消す方法は、いくつかあります。
本章では、4つの方法をご紹介します。
1.修正テープで消す方法
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紙に書いたボールペンの文字を消す方法として、まず最初に思いつくのは修正テープではないでしょうか。修正テープを使えば、ボールペンの文字をなぞるだけで字を隠すことが可能です。
修正部分が平らで文字が書きやすく、修正液のように乾燥を待つ時間がないため、利便性が高いでしょう。
なお、修正テープには縦引きと横引き、両引きがありますが、縦引きがよく使われているようです。
縦引きタイプは横方向にも動かせるためさまざまな機会で使用できますが、横引きタイプは横書きの文字やノートの修正など、使う場面が限られるでしょう。
両引きタイプはヘッドが可動し、持ち変えることなく縦方向、横方向に動かせます。そのため、曲線などにも対応しやすいようです。自由度の高さから、左利きの人におすすめとされています。
2.砂消しゴムで消す方法
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砂消しゴムは、紙に書かれたインクやボールペンの文字を削り取って消せるアイテムです。
通常の消しゴムと異なり、研磨剤である『珪砂(けいしゃ)』が混ぜ込まれているとされ、紙の表面を削ることでインクを取り除きます。
なお、砂消しゴムには硬いものや柔らかいものにくわえ、持ち運びしやすい『鉛筆型』や細かな作業に適した『カッター型』などさまざまな種類があり、用途に合わせて使い分けられるでしょう。
3.カッターで消す方法
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カッターナイフの刃先で、紙からボールペンの字を削って消すことも可能です。
刃先を優しく細かく動かすことで、紙の表面を削っていきます。
字を消すしくみは砂消しゴムと同じですが、刃が鋭いため力加減が難しいとされています。砂消しゴムがない時の代用品として役立つかもしれません。
4.インク除去液で消す方法
ボールペンの文字を消すために、専用のインク除去液も市販されています。
専用の液体をボールペンの文字に塗布すると、化学反応によって文字が消えるようです。
使い方は商品ごとに異なるため、パッケージや説明書を読みながら、指示を守って使いましょう。
紙に書いたボールペンの字を消す方法の注意点
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紙に書いたボールペンの字を消す方法には、それぞれ注意点があります。
修正テープで消す方法の注意点
修正テープで消した場合、紙の色味や質感によっては、修正した部分が周囲の紙と異なって見えることもあるでしょう。
例えば、白い紙でも修正液の白色が浮いて境目が目立ったり、光に当たると修正部分だけテカリが出たりする場合があります。
そのため、仕上がりが不自然になりやすい点がデメリットといえるでしょう。
砂消しゴムやカッターで消す方法の注意点
砂消しゴムやカッターで消す場合、ボールペンの字を紙ごと削り落とすため、用紙が薄くなるのを避けることは難しいようです。
もともと薄い紙の場合は、慎重に削らなければ穴が開く可能性があります。穴が開かなくても用紙の厚みが失われるため、透けて目立ってしまうこともあるでしょう。
紙を削って消す行為は、紙に少なからずダメージを与えています。除去した部分が薄くなっていることで、修正したことを第三者に気づかれることもあるかもしれません。
インク除去液で消す方法の注意点
ボールペンのインク除去液の中には、水性ボールペンと油性ボールペンのどちらかしか消すことができない商品もあるとされています。
また、インク除去液を繰り返し使わなければ、消せないこともあるのだとか。紙と除去液の相性が悪い場合は、シミが残ることもあるようです。
紙に書いたボールペンの字をきれいに消す3つのポイント
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先述した通り、紙に書いたボールペンの字を消して元の状態に戻すことは難しいでしょう。しかし、やり方を工夫すれば、目立たない状態にできるようです。
本章では、紙に書かれたボールペンの字をきれいに消すポイントをご紹介します。
1.紙の色味や質感に合った修正テープを選ぶ
修正テープの色味にはバリエーションがあるため、紙の色に合わせて選ぶとよいかもしれません。修正テープはコピー用紙や各メーカーのノートの色味や質感に合う商品も販売されているようです。
クラフト用紙の封筒に書いたボールペンの字を消す時には、色つきの修正テープを活用するとよいでしょう。
修正テープの中にはクラフト用紙に合わせた色味の商品もあるため、活用すれば白いテープよりも目立ちません。
紙を確認して色味や質感が近い修正テープを選ぶことが、ボールペンの字をきれいに消すポイントといえます。
2.紙の厚みに合った砂消しゴムを選ぶ
砂消しゴムには、硬めのものと柔らかいものがあるため、紙の厚みに合わせて選ぶとよいでしょう。
厚手の紙には硬い砂消しゴム、薄手の用紙には柔らかい商品が適しているようです。
特に柔らかい砂消しゴムは、紙のダメージを最小限にできると考えられています。薄手の用紙でも、ボールペンの字を消したことが目立たなくなる可能性があるため、きれいな状態に近づけることが期待できるでしょう。
3.別の紙で事前に試す
実際に使う前に、別の紙で試すことも大切です。
特に次の点は、実際に使わないと効果が分かりにくいでしょう。
失敗を防ぐためだけでなく、使いやすい方法を見つけるためにも、事前に不要な紙で試すことが大切です。
履歴書やエントリーシートは二重線と訂正印で修正しよう
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ここまでご紹介した方法は、履歴書やエントリーシート、公的書類を修正する際は使わないほうがよいでしょう。
なぜなら、履歴書やエントリーシートを修正したことが分かると、印象が悪くなる可能性があるためです。
就職や転職に関する書類は書き直すのが最良の方法ですが、どうしても修正で対応する必要がある場合は、二重線で消して訂正印を押すとよいでしょう。
紙に書いたボールペンの字をきれいに消そう
ボールペンで紙に書いた字は、修正テープや砂消しゴム、カッター、インク除去液などで消せるようです。
ただし、それぞれの方法には注意点があります。実践する際は、本記事でご紹介したコツなどを参考にしてください。
また、履歴書やエントリーシートなどでは、二重線と訂正印で対応することをおすすめします。
本記事でご紹介した方法をぜひ参考にしてください。
[文・構成/grape編集部]