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「宅配の兄ちゃんも助かる!」再配達率が49%から8%に激減した方法

By - grape編集部  公開:  更新:

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宅配業者を助けるだけでなく環境にも優しい

この実証実験を行ったのは、パナソニック。2016年11月から福井県で「宅配ボックス実証実験」を開始しました。

具体的には、「同社の製品である宅配ボックスを、106の共働き世帯に無償で配布し、実際の利用状況を確認する」というもの。

2017年3月31日まで実施予定ですが、12月の実証実験をまとめた中間報告を、2月24日に行いました。

結果は…

宅配ボックスを設置したことで再配達率は49%から8%に激減!

さらに1回の再配達にかかる時間を13分と想定した場合、65.8時間の労働時間の削減。また、約137.5kgのCO2削減にもなったと発表したのです。

このニュースに「すぐにでも全国で実施すべき」という多くの声が上がります。

  • こういう取り組みは本当に良いと思う。国がやるっていう話もあるけど、もっと急ぐべきだよね
  • 賃貸マンションにも設置を義務付けてほしい。共働きや1人暮らしこそ、宅配ボックスを必要としている
  • 駐車場みたいに、宅配ボックスが設置されていることが、その部屋の価値を上げることにつながるといいね

もちろん、課題がないわけではありません。

今回の実証実験でも「荷物が大きすぎて入らなかった」「宅配ボックスが要冷蔵に対応していない」などの理由で、再配達になった荷物もありました。

しかし、こういった課題を一つひとつクリアして行くことで、より便利で使える宅配ボックスを実現することができるはず。

宅配業者の負担減だけでなく、環境問題を解決する施策の1つとして、宅配ボックスの迅速な普及が求められています。


[文・構成/grape編集部]

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出典
パナソニック

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