琵琶湖からあふれるほどの愛 『びわこテンプレート』って?
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今年も、日本文具大賞の受賞製品が発表されました。日本文具大賞は、機能部門、デザイン部門が設けられ、それぞれの部門において、その年もっとも優れた文具を各5点ずつ選定するアワードのこと。専門業界紙やプロダクトデザイナーなどのメンバーで構成された審査委員会で受賞製品が決まります。
例年通り、今回も目新しい文具たちが日本文具大賞に選ばれていますが、デザイン部門優秀賞の受賞製品の一つ、「びわこテンプレート」ってご存知ですか?「びわこってあの琵琶湖?」と思われた方、その通りです。
このテンプレート、日本最大湖である「琵琶湖」とそこに生息する生き物の「なまず」「かいつぶり」や、滋賀の歴史をかたどった「しろ」「しゅりけん」など、湖国・近江と馴染み深いカタチが描けるようになっています。その他にも、「くるま」「じてんしゃ」やお天気マークなどが描け、滋賀・琵琶湖での旅や活動の記録で活躍するのはもちろんのこと、日常シーンでも使えます。
ちなみに、「琵琶湖」は約1/100万スケールの大きさで、テンプレートを左右にずらせば、琵琶湖に浮かぶ竹生島・沖島も描けるという滋賀愛の詰まった商品です。
パッケージ台紙には、琵琶湖・淀川水系のヨシ紙を使用しており、裏面の線に沿って組み立てると、テンプレートの簡易カバーになるという細かな工夫もされていて、開発者のこだわりもうかがえます。
そして、このテンプレートは、あの測量野帳に挟むと右側の琵琶湖マーク部分がはみ出て、インデックスとしても使えるサイズになっているので、測量野帳ユーザーの方にプラスワンのアイテムとしてもおすすめ。琵琶湖に特化した測量野帳「ロクブンノイチ野帳」と一緒に使って、滋賀を旅するのも面白そうですね。
日本文具大賞の表彰式は、国際 文具・紙製品展 ISOTの会期初日(7月5日14時~)に行われ、各部門の優秀賞の中から1点ずつグランプリが発表されます。どの商品が選ばれるのか、滋賀愛たっぷりの「びわこテンプレート」は選ばれるのか、楽しみですね。
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