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「お~いお茶は男尊女卑では?」の声 いや、こういうことかと思ってた

By - grape編集部  公開:  更新:

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1989年から発売され、現在でも食品売り場や自動販売機などで目にする『お~いお茶』。

緑茶のおいしさと、特徴的な商品名が好評を博し、ほうじ茶や玄米茶、玉露など、いろいろなラインナップが展開されています。

しかし、時代が移り変わるにつれ、『お~いお茶』という名称に「妻に『お茶を持ってこい』というようなネーミングは男尊女卑では?」と疑問を抱く声も上がっているといます。

「お~いお茶」って、こういう意味かと思ってた…

そういった声が上がっていると知り、驚いたという蟻沢粧(@arisawasyou)さん。

蟻沢粧さんは、『お~いお茶』という名称について、違うイメージを抱いていたといいます。

「お~い」と呼びかけている相手は…お茶くん!?

元気よく「はーい!」と返事をしながらお茶が走ってくるシュールな光景に、笑わざるを得ません…!

投稿に対し、お茶が走ってくる光景に笑ってしまった人や、同じイメージを持っていた人からコメントが寄せられています。

本当の『お~いお茶』の由来は…

では、『お~いお茶』という名称の本当の由来は何なのでしょうか。

『お~いお茶』の販売元である伊藤園のウェブサイトにあるお客様相談室に、答えが掲載されていました。

1970年代に、新国劇の島田正吾さんが「お~いお茶」と呼びかけるCMをテレビで放映しました。

このCMが視聴者の皆様からご好評をいただき、1989年2月に緑茶飲料の商品名を「缶入り煎茶」から、「お~いお茶」に変更しました。

家族などに呼びかけているような親しみが込められ、今でも皆様にご愛顧いただいております。

伊藤園 ーより引用

「お~い」と呼びかけている相手は、家族をはじめとした親しい人というのが正解のようです!

昔は妻がお茶を出すことが多かったため、元々このキャッチコピーは妻に呼びかけるイメージだったのかもしれません。

『男は仕事、女は家庭』という考えがなくなり、共働きの夫婦が増えた現代では、このキャッチコピーを男尊女卑ととらえてしまう人がいるのも無理はありません。

※写真はイメージ

とはいえ、時代の流れに合わせて伊藤園も「妻に限らず、いろいろな人へ呼びかける風に」という演出に変化しています。

ここ数年のCMを見ると、「お~い、一緒にお茶を飲もう!」といった方向性になってきていることが分かります。

また、お茶に呼びかけている演出のCMもあったのだとか。そう考えると、「お茶くんに声をかけている」という解釈も正解の1つですね!


[文・構成/grape編集部]

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出典
伊藤園@arisawasyou

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