元TBSアナウンサーが暴いた『コーチの本音』 ブログの内容に「そういうことか」
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- 出典
- 有馬隼人とブログと
関西学院大学(以下、関学大)と日本大学(以下、日大)の定期戦で起こった、アメリカンフットボール(以下、アメフト)の『悪質タックル問題』。
2018年5月22日には、タックルをした日大の加害選手が記者会見を行い、多くの報道陣の前で「相手のQB(クオーターバック)を潰せ」という指示があったことを明確に答えました。
一夜明けた23日には、日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督と井上奨コーチが緊急記者会見を開き、経緯を説明。
会見には、関学大時代にQBとして活躍した元TBSアナウンサーの有馬隼人さんも参加しました。小さな希望を見つけたことをブログに書き、注目を集めています。
コーチの矛盾点に光が見えた
5月24日に、有馬さんはブログを更新。緊急記者会見で、井上コーチに質問をした時のことを述べています。
「日大の加害選手が会見で語ったことをいくつか否定しているが、長年指導してきた選手が間違っているということか」と尋ねた有馬さんに、井上コーチは次のように回答しました。
「間違っている」と断定しない、意外な返答。
これを受けて、有馬さんはある発見をします。
あえて自分が不利になるような発言をした井上コーチ。
そこから導き出せることとは…。
矛盾から、有馬さんは井上コーチの中に、加害選手への愛情が残っていることを確信しました。
大学時代にアメフトに所属していたことから、コーチと選手の関係を熟知していた有馬さん。だからこそ、心の奥底でまだ生きている『コーチ魂』を発掘することができたのでしょう。
最後に有馬さんは、ブログをこのような言葉で締めました。
ブログを読んだ人からは、「確かに本音が垣間見えた」「井上コーチの心が揺らいでいたことが、あのひどい会見の中の小さな救いだったかなと思います」などの声が寄せられています。
さまざまな思惑が絡み合って、真相の究明が困難な『悪質タックル問題』。
心に残っている愛情が、現状を打破する力となることが期待されています。
[文・構成/grape編集部]