客「このポップを描いたのはあんたか?」 続く言葉に、書店員が涙したワケ
公開: 更新:

※写真はイメージ

70年前の『パインアメ缶』が限定復刻 その理由が? 「なんて粋な計らい」「こんなの泣いちゃう」70年前の『パインアメ缶』が数量限定で復刻!パイン株式会社の粋な計らいとは?

ボロボロになった『うまい棒』を手に悲しむ孫 祖父が、愛する孫のため立ち上がる!1979年に発売されてなお、幅広い世代から愛されている駄菓子の『うまい棒』。 これまでに60種類以上のフレーバーが展開されている同商品は、税別12円という衝撃の安さと安定のおいしさで、多くの人を笑顔にしてきました。 粉々...
仕事をする中でやりがいや喜びがあると、嬉しいものです。
※写真はイメージ
書店員として働く、ほんまくらぶ(@honyanohomma)さんの身に起きた出来事が話題になっています。
お客さんからの『褒め言葉』
ある日、売り場に並ぶ本にポップを付けていた、ほんまくらぶさん。
ポップとは、店内でお客さんの目を引くよう、商品の魅力や価格を分かりやすく描いた広告のことです。
ほんまくらぶさんは、あるお客さんから「この店にあるポップは、全部あんたが描いてんのか?」と尋ねられます。
うなずくほんまくらぶさんに対し、お客さんは次のように言葉を続けました。
「いやぁ、大したもんだなぁ。さっきから全部読ませてもらっとるよ」
※写真はイメージ
売り場に飾られたポップの一つひとつをじっくりと読み、丁寧な仕事ぶりを褒めてくれたお客さん。
どうやらお客さんも以前はポップを描く仕事をしていたようで、ほんまくらぶさんに対し「少しでも物を売ろうと思って苦心した」と語っていたのだそうです。
1人の書店員とお客さんのやり取りに、さまざまなコメントが寄せられました。
【ネットの声】
・日ごろの苦労が報われた瞬間ですね。
・素敵なエピソードに、心が温かくなりました。
・書店で本に付いたポップを読んで、興味がわくことがあります。これからも頑張ってください。
・手描きのポップを作る仕事をしています。褒められたり、喜ばれたりするとやる気が出ますよね!
「書店員として働いてきて、1番素敵な褒め言葉をいただいた」と、ほんまくらぶさんは語ります。
「1人でも多くのお客さんに本を届けたい」と、仕事に誇りを持って働く1人の書店員の想いが、実を結んだ瞬間でした。
[文・構成/grape編集部]