「カビだと思って捨てた」 パートさんの言葉に衝撃… 里芋の赤みの正体は?
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さつまいもの別名は?料理における別名や英語表現も解説さつまいもには、伝来の歴史や江戸時代の洒落に由来したさまざまな別名があります。本記事ではさつまいもの別名を解説するほか、関連する方言や料理における別名をまとめました。さつまいもの別名に関する知識を深めたい人は、ぜひ参考にしてください。

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ほくほく、ねっとりとした食感がおいしい里芋。
煮物などさまざまなレシピに活躍する便利な野菜です。
そんな里芋について、とんでもない『勘違い』が横行しているといいます。
切り口の赤い里芋
里芋農家の小池菜摘(@natsumikoike)さんは、出荷した里芋の中で、下の写真のような切り口が赤いものばかり返品されることを、不思議に思っていました。
ある時、委託先のパートさんに尋ねてみると、こんなことをいわれたそうです。
「(赤い色は)カビでしょ?全部捨てるわよ」
小池さんはその回答に、ショックを受けたといいます。
里芋の切り口が赤くなるのは、「カビでも傷みでもなく、単に酸素に触れた結果」とのこと。Twitter上にこの話を投稿すると、多くの反響がありました。
赤い色は抗酸化物質の『アントシアニン』で、品質に影響を及ぼしません。返品された里芋については何の問題もなく、すべて健康な芋だったといいます。
せっかく一生懸命育てた里芋が、誤った認識のせいで食べられずに捨てられてしまうというのは、生産者の人たちにとって悲しいことでしょう。
小池さんは里芋の正しい知識を広めるべく、こんなツイートも投稿しています。
投稿を見た人たちからは「知らなかったです。教えてくれてありがとう」「もったいない話。思い込みはよくないです」といった声が上がりました。
食べ物を無駄にしないためにも、正しい知識を覚えることは大切ですね。
[文・構成/grape編集部]