ダイソーのスピーカー 300円と500円のを使った結果
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100円という価格にも関わらず、クオリティの高いアイテムを続々と発売し、話題になる100円均一ショップ『ダイソー』。
その中で、筆者が特に気になっていた商品が『スピーカー』です。果たして、そのクオリティはどのようなものでしょうか。
300円と500円のダイソーのスピーカーを買い、音質や使用感、話題の防水能力について確認してみました!
※この情報は、2021年6月現在の情報をもとにしています。また、商品は地域・店舗・時期により販売されていないケースがあります。
※記事内の価格はすべて税抜きです。
かたのん
ダイソーの300円スピーカーの実力は?
まず紹介するのは、300円の『USBミニスピーカー』です。
見た目は黒を基調としていて、とてもシンプル。
USBで給電する仕組みになっており、パソコンで使う場合はUSBポートとイヤホンジャックにそれぞれ挿し込んで使います。
電源をコンセントから取りたい場合は、適したアクセサリーを別途用意しないといけないのでご注意ください。
筆者が、同商品を実際に使ってみた様子がこちら。
高さ21㎝、幅32㎝のパソコンに、このスピーカーはサイズとしてはフィットしているように感じます。
最近はテレワークで持ち運びのしやすいノートパソコンを使っている人も多いと思うので、ちょうどいいサイズといえるのではないでしょうか。
ちなみに向かって右側のスピーカーの裏にダイヤルがついており、音量調節をすることが可能です。
準備が整ったところで、さっそくYouTubeで音楽を聞いてみると…。
思ってたより、全然いい!
筆者は昔、100円ショップのスピーカーを使用した時に、あまり音を大きくできなくて不満を持った経験があります。
しかし、この『USBミニスピーカー』はそんなことはなく、しっかりとした音量で聞くことができました。
また、万人受けするクリアなサウンドで、ボーカルの声だけでなくギターやドラムのスネアの音もはっきり聞こえて好印象です。
ただ、重低音はそれほど主張するわけではないので、そちらを重視する人は別のアイテムを選んだほうがいいでしょう。
個人的に、300円という金額を考えれば多くの人が満足できるクオリティではないかと感じました。
ダイソーの500円スピーカー Bluetoothの使用感や、防水の実力は?
続いて、こちらの500円の『BLUETOOTHスピーカー』を紹介します。
先ほど紹介した商品とは違い、有線ではなくBluetoothでスマホなどとつなげる仕組みで、『防滴タイプ』です。
スマホとの連動で、スピーカーのボタンを押すことで前曲に戻したり、次曲に進めたりすることが可能。ちなみにこのボタンは、YouTubeの動画にも対応しています。
USBによる充電式で、背面に大きな吸盤がついており、いかにも「お風呂で使ってください」といわんばかりの商品です。
それだけでなく通話も可能で、スマホをお風呂に持ち込むことが難しい時でも曲が聞けて電話も使えるという嬉しい仕様です。
パッケージの情報によると、充電に必要な時間は1時間で、再生可能時間は3~4時間とのこと。
Bluetoothでスマホにつなぐ時もとてもスムース。スピーカーの電源ボタンを長押しし、スマホのほうでBluetoothをONにすると表示される『LBS』に接続すれば設定完了です。
余談ですが、スピーカーの電源をON/OFFした時、そのことを知らせる英語の音声がやや大きめに鳴るので、びっくりしないようにご注意ください。
では、さっそくお風呂にスピーカーを設置し、スマホを扉越しの脱衣所に置いて曲を聞いてみます!
まず、音量は十分大きくできるので問題なしです。
ただ、サウンドは少しくぐもっており、さきほどの300円スピーカーとくらべると全体的に粗い印象を受けました。
音質にこだわりを持っている人は、満足できるとはいい難いというのが正直な感想です。
どちらかというと、Bluetooth対応や防滴タイプであることが魅力と感じる人におすすめなスピーカーといえるでしょう。
ダイソーの500円スピーカーの防滴性能を実験で確認
また、気になるのが『防滴』の性能です。
防水や防塵の性能を表す『IPコード』というものが表記されている商品が最近は多いですが、こちらのスピーカーには書かれていませんでした。
もしお風呂で使った場合、多少はスピーカーに水がかかることは避けられないでしょう。
個人的な興味から不慮の事故を想定して『シャワーのお湯を約10秒間かけ続けたらどうなるか』という実験をしてみました。
もちろんメーカーは推奨していないので、絶対にマネはしないようにしてください。
ドキドキしながら、スピーカーにお湯を10秒間ほどかけます。
たった10秒ですが、とても長く感じました。わざとでない限り、これだけの水量はまずかからないでしょう。
お湯をかけ終わってからスピーカーを操作をしてみると、筆者の心配をよそに何事もなかったかのように曲がかかり、不具合などもありませんでした。
数日後に再び動作を確認しましたが、その時にも特に問題はなし。
実験結果からいえば、このスピーカーの防滴性能は信頼できそうです。
とはいえ、これはあくまで実験なので、実際に使う時にはあまり水滴がかからない場所に設置してください。
ダイソーの300円と500円のスピーカー 結論はどちらも優秀!
ダイソーの300円と500円のスピーカーをそれぞれ使ってみましたが、場面によって使い分ければ、とてもいい商品だと感じました。
スピーカーは高いものは100万円以上することがあり、こだわればキリがないアイテムといえます。
「手頃な値段でなるべくいいものが欲しい」という人は、今回、紹介したダイソーのスピーカーの購入も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
ダイソーのイヤホン たった数百円での違いに「ウソでしょ!?」
[文・構成/grape編集部]