生ゴミの臭いは抑えるには? あるものを使った裏技に「やってみます」「助かる」
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- 出典
- MPD_bousai
気温の高い時期に困るのが、生ごみの臭い。臭い対策に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
警視庁警備部災害対策課(MPD_bousai)では、イヤな生ゴミの臭いについてその対処方法が紹介されています。
簡単、それでいてエコな方法なので、ぜひ試してみてください。
気温の高い時期は特に気になる生ゴミの臭い
気温の高い時期は、ゴミ箱に入れた生ゴミの臭いがきつくなり、不快なものです。キッチン周り全体に臭いが広がってしまうと、衛生面から見ても少し心配ですよね。もちろん、お料理するにもやる気がそがれてしまいます。
不快な臭い対策として消臭剤も市販されていますが、もっと身近なもので臭い対策が可能です。それが、抽出後のコーヒーかすを使った方法です。
コーヒー抽出後のかすは、通常捨ててしまうことが多いですが、実は生ゴミの臭いを抑えるのに効果的です。ただし効果を求めるための注意点としては、しっかりと乾燥させることが重要。
コーヒーかすを湿ったまま使用すると逆効果になってしまうことがありますので、しっかりと乾燥させましょう。
コーヒー抽出後のかすを使った生ゴミ臭い対策方法
はじめにフィルターに残ったコーヒー抽出後のかすを、しっかりと乾燥させます。
しっかり乾燥させたら、コーヒーかすを生ゴミの上に薄く振りかけます。生ゴミが多い箇所や、臭いが気になるところに重点的に振りかけましょう。振りかけたコーヒーかすが生ゴミに触れることで、不快な臭いを吸収してくれます。
なぜコーヒーかすに消臭効果があるのかというと、消臭剤としてポピュラーな炭と同じように、コーヒーかすは多孔質構造になっており、この多孔質構造が臭いを吸収してくれるためです。
警視庁警備部災害対策課のTwitterでは、コーヒー抽出後のかすはいつでも使えるように容器に入れて常備しているとのことでした。
重曹や緑茶の出がらしも効果あり
コーヒーかすはその多孔質構造が消臭効果を放っているのですが、重曹や緑茶の出がらしも、同じくたくさんの穴が開いた多孔質構造。消臭効果が期待できます。
重曹や緑茶の出がらしをお茶パックに入れたら、トイレや靴箱に置いたり、靴の中に入れてもOKです。特に緑茶の出がらしはカテキンによる消臭効果もあるのがメリットです。
なお、お茶の出がらしを使う場合も、コーヒーかす同様にしっかり乾燥させてから使うようにしてください。
今まで使用済みのコーヒーかすや緑茶の出がらしを捨てていたという人は、これからは生ゴミの消臭に再利用してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]