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タルト型の代用品8選! 注意点や上手に取り出すコツについても解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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タルト型の写真

※写真はイメージ

「タルトを焼きたいけどタルト型がない」「耐熱皿などで代用しても大丈夫かな」「型がなくても上手にタルトを焼く方法を知りたい」とお悩みの人はいるのではないでしょうか。

タルト型がなくても、家にあるお皿やカップなどを使ってタルトが作れます。代用品でも簡単にきれいなタルトを焼けるため、慌てて買いに行く必要はありません。

本記事では、タルト型を代用する方法やタルトを焼く時の注意点について解説します。型がなくてもきれいにタルトを焼けますので、ぜひ最後までお読みください。

タルト型の代用品になるもの8選

さまざまなクッキング型の写真

タルト型がない時は、家にあるもので代用できます。どんなものが代用品として使えるのか、詳しく見ていきましょう。

グラタン皿やココット皿

グラタン皿やココット皿は、タルト型の代用として使えます。オーブンに対応した耐熱性のものを使い、内側にバターを薄く塗ると、焼き上がった時にお皿から外しやすくなるでしょう。

ただし、お皿は火の通りが悪く、生焼けになりやすいので注意が必要です。焼き時間をやや長めにして、様子を見ながら焼き上げるようにしましょう。

スキレット

スキレットがあるなら、タルト型の代用品として使えます。スキレットは鋳鉄(ちゅうてつ)製の厚手のフライパンで、アヒージョなどを作る時によく使われるので、持っている人も多いのではないでしょうか。

形やサイズがタルト型と似ているので、オーブンに入るサイズであれば問題なく使えるでしょう。

ただし、スキレットは熱が伝わりやすい素材でできており、焼き上がりがやや固くなってしまう場合があるので注意してください。

スキレットはできあがりをそのまま食卓に運べるため、見た目をおしゃれに仕上げたい時や、ボリューミーなタルトを焼く時の代用品にピッタリです。

アルミカップ

製菓用のアルミカップがあれば、代用品として使ってみましょう。アルミカップはアルミホイルよりも厚手でしっかりしており、形を保ちやすいのが特徴です。

100円ショップでも売っており、製菓用として使われることも多いので、お菓子をよく作る人なら買い置きしているのではないでしょうか。

アルミカップはサイズが豊富なので、さまざまな大きさのタルトを作れます。

繰り返し使えるタイプもあるので、タルトに使ったあとお菓子を作ることも可能です。小さいサイズのアルミカップなら、ミニタルトを作りたい時にも使えます。

シリコンカップ

電子レンジやオーブンで使えるシリコンカップも、代用品として使えます。やわらかい素材でできているので、型から外しやすいのが利点です。

サイズや形も豊富で、アレンジも楽しめます。見た目に関しても、タルト型で焼いたのと同じような形に仕上がるので、使い勝手がよいといえるでしょう。

ただし、シリコンカップだと生地を敷き詰めるのが難しいと感じるかもしれません。見た目より作りやすさを重視する場合は、ほかの代用品を使うことも検討してください。

マドレーヌ型・マフィン型

ミニサイズのタルトを焼くなら、マドレーヌやマフィン用の型を使うとよいでしょう。

金属製でもシリコン製でも問題なく代用できます。また、一度に同じサイズのタルトをたくさん焼けるのもメリットです。

ただし、マフィン型には波型がありません。見た目にこだわるなら、中にベーキングカップなどを敷いて使ってみるとよいでしょう。

アルミ皿

アウトドア用のアルミ皿も代用品になります。100円ショップなどで気軽に購入でき、サイズが豊富で使い捨てできるため便利です。

アルミは熱伝導率が高いため、きれいに焼き上げられるのもメリットだといえるでしょう。

しかし、使い捨てを前提とした商品なのでやわらかく、型崩れしやすいのがデメリットです。どうしても使いにくい時は、アルミ皿を何枚か重ねるとよいでしょう。

耐熱ガラス容器

耐熱性のガラス容器なら、形やサイズが豊富です。作りたいタルトのサイズに合わせて、最適な形のものを選びましょう。

ただし熱伝導率が低いため、焼き時間の調整が必要です。また、ガラス容器は生地を敷き詰めやすい反面、取り出すのに苦労する可能性があります。

対策として、焼き始める前にバターを塗っておくのがおすすめです。

さらに、タルト型として使えるのは電子レンジ・オーブンで使用可能なものに限られるため注意してください。

ケーキ型やパウンド型

ケーキ型・パウンド型はタルト型と形が異なりますが、代用しやすいアイテムです。特におすすめなのはシフォンケーキの型です。

シフォンケーキの型は深さがありますが、底が外れる場合が多いのでタルトを苦労せずに取り出せます。深さが気になる時は、使いたい高さに調整するとよいでしょう。

底が取れるとはいえ、焼き上がったタルトは崩れやすいので、ケーキ型から外す時は優しく丁寧に取り外すことが大切です。

タルト型の代用品を使う時の4つの注意点

焼きあがったタルト型の写真

タルト型の代用品を使う時は、失敗を避けるためにも以下の4点に注意して使ってみてください。

なるべく浅いものを使う

代用品を使う場合は、底が浅いものを使うのがおすすめです。底が深いとタルト生地が敷きづらくなってしまい、失敗しやすいためです。

あまり深さがなく、生地を敷き詰めやすい形のものを選ぶと焼きやすくなります。深さがあるもので代用する時は、高さを調節してから生地を敷き詰めるようにすると使いやすくなるでしょう。

焼き時間を工夫する

ほとんどのタルト型は金属でできており、タルト生地に熱が伝わりやすくなっています。そのため、代用品に耐熱皿などを使う場合は、焼き時間について考慮する必要があります。

お皿など熱伝導率が悪いものを使う時は、焼き時間をやや長めにするなど調整しながら焼いてみてください。細かな調整ができない場合は、できる限り金属製の型を用意するようにしましょう。

焼き時間の調整が難しい時は、タルト型に代用品を使ったレシピを探してみてください。似たような代用品を使うことで、時間調整がうまくいきやすくなるはずです。

型から外しやすいものを選ぶ

タルト型の代用品を選ぶ時は、型から外しやすいものを選びましょう。外しづらい型を使った場合、せっかく焼き上げたタルトが崩れてしまう可能性があるためです。

崩れてしまうのが心配な人は、底が外れるタイプの型を購入するのがおすすめです。また、焼く前にひと手間かけておくだけで簡単に外せるようになります。

タルトを上手に外すための工夫は、以下の通りです。

  • バターを薄く塗る。
  • バターを塗って小麦粉をはたいておく。
  • アルミホイルやクッキングシートなどを敷いておく。

ピケをしてから焼く

代用品を使う時は、必ずピケをしてから焼き上げましょう。

ピケとは、タルト生地全体に膨らみ防止用の小さな穴を開けることで、ピケローラーを使って行います。

穴から空気や水蒸気が抜けるため、底が凸凹にならず、取り出す時に割れやすくなるのを防げるのです。

ピケローラーがない時は、フォークを使ってピケを行いましょう。代用品にタルトを敷き詰めてから、丁寧に穴を開けてみてください。

代用品から上手にタルト型を取り出す3つのコツ

焼く前のタルト型の写真

代用品を使ってタルトを作る時は、型から上手に取り出すのがポイントです。失敗しないためのコツを見ていきましょう。

冷めてから取り出す

タルト型からタルトを取り出す時は、冷やしてからにしましょう。焼き上がったばかりのタルトはやわらかく、外す時に崩れやすいためです。

ケーキなどと同じく、しっかり冷ましてから取り外すと崩れにくくなります。型のままそっとオーブンから出し、自然に冷めるのを待ってから取り外しましょう。

中までしっかり焼く

熱伝導率が低い耐熱皿などを代用品として使う時は、焼き時間をしっかり調節しましょう。焼き時間が足りないと生焼けになり、型から外した時に崩れやすくなってしまいます。

しかし、焼き時間が長すぎても固くなり、割れやすくなってしまうため注意しましょう。対策として、焼き色を確認しながら焼き時間を調整してください。

タルト型を焼かない場合はしっかり冷やし固める

タルトの中には焼かずに作るものもあります。例えば生チョコレートやレアチーズなどを使ったタルトなどは冷やして固めるタイプなので、オーブンは使いません。

焼かないタルトを作る場合は、しっかり冷やし固めてから外すことが大切です。全体がきちんと固まっているのを確認したうえで外すと、崩れにくいでしょう。

また、生地を型に入れる時に丁寧に押し固めておくと、さらに崩れにくくなります。

タルト型は100円ショップにもある!購入をおすすめする3つの理由

焼いたタルト型の写真

タルト型は、安価なものなら100円ショップでも購入できます。タルト用の型をおすすめする理由を見ていきましょう。

型から外しやすい

底が外せるタルト型なら、タルトを取り出しやすくなります。

専用の型は取り出しやすいだけでなく、生地が敷き詰めやすいように設計されているため、苦労せずにきれいなタルトを焼き上げられるのもメリットです。

焼き上げる時間を調整する必要もないため、お菓子作りの初心者でも失敗することはありません。『ダイソー』や『セリア』など、身近にある100円ショップでタルト型を探してみてください。

人数の計算がしやすい

大きなタルトを焼く場合、タルト型を使えば人数分の計算がしやすくなります。主なタルト型のサイズと人数の目安は、以下の通りです。

タルト型のサイズ人数の目安
4号(12cm)2〜3人分
5号(15cm)4〜5人分
6号(18cm)6〜7人分

上記のタルト型は汎用性が高く、さまざまな場面で使えます。より小さいサイズや大きいサイズもあるので、複数持っておくとバリエーションが広がります。

多くのレシピには『号数』や『大きさ』が記載されているため、迷う心配はありません。

代用品を使うと、タルトが薄くなったり分厚くなったりすることも多いので、きれいに作りたいなら専用の型を購入するのがおすすめです。

見栄えのよいタルトが作れる

タルト型を使えばデコレーションがしやすくなるので、見栄えのよいタルトが作れます。

スイーツ系のタルトなら深さは3cmほどあれば十分です。ボリューミーなタルトを焼きたい場合は、3cm以上あると具材をたっぷり入れられます。

頻繁にタルトを焼くなら、よく使うサイズのものが1つあると便利です。失敗する可能性を大きく減らせるので、タルトをよく焼くなら購入を検討するとよいでしょう。

タルト型は家にあるもので代用できる!焼き時間を調整しながら焼いてみよう

タルト型の写真

家にタルト用の型がなくても、代用品を使えば焼き上げられます。

取り出しやすい浅型の型や、熱伝導率の高い型なら代用品として使いやすいでしょう。焼き上がったばかりのタルトは崩れやすいため、よく冷やしてから取り外すのがポイントです。

タルトをきれいに焼く自信がないなら、タルト専用の型を購入するのがおすすめです。

特に、底が外れるタイプならタルトを取り出す時に崩れてしまうこともありません。タルト型は『ダイソー』や『セリア』などの100円ショップでも売っているので、ぜひ探してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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