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ポテトサラダの日持ち期間と正しい保存方法! 長持ちさせるポイントや余った時のリメイク方法も紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

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ポテトサラダの写真

※写真はイメージ

「ポテトサラダはどれぐらい日持ちするのかな」「おいしく食べるための保存方法を知りたい」「具材によって傷みやすさが変わるのかな」といった疑問を抱えていないでしょうか。

ポテトサラダは、使われている具材や保存方法によって日持ちする期間が変わります。加熱されたじゃがいもで作られていますが、具材によっては傷みやすく、思ったほど日持ちしないため注意が必要です。

そこで本記事では、ポテトサラダを保存できる期間や長持ちさせるポイントについて解説します。

正しい保存方法を知れば、ポテトサラダを長くおいしく楽しめますので、ぜひ最後までお読みください。

ポテトサラダはどのくらい日持ちするのか

ポテトサラダの写真

ポテトサラダは基本的に日持ちしない食べ物です。保存できる期間は保存方法によって異なるため、それぞれ具体的な保存期間の目安を見ていきましょう。

常温保存の場合:当日中

常温保存されたポテトサラダは、日持ちしません。調理後すぐ食べる場合を除き、保管方法としては適切ではないので注意しましょう。

調理したポテトサラダは非常に傷みやすいので、作った後は冷蔵保存するのがおすすめです。特に夏場は傷みやすいため、常温保存してしまった場合はすぐに食べるようにしてください。

お弁当などに入れる場合は、涼しい場所で保管してください。夏場はエアコンの効いた場所に保管する、保冷剤をしっかり入れるなどして、お弁当の温度が上がらないように工夫するとよいでしょう。

冷蔵保存の場合:2〜3日以内

冷蔵保存したポテトサラダは、2〜3日以内に食べきるようにしましょう。夏場は傷みやすいので、できる限り早めに食べるのがおすすめです。特にきゅうりや玉ねぎなど、水分の多い具材を使った時は傷みやすいので注意してください。

作った後はすぐに冷蔵庫に入れ、食べる直前に出すようにすると傷みにくくなります。夏場は食べ切れる量だけ作るようにし、できるだけ残さないようにするとよいでしょう。

冷凍保存の場合:2週間〜1か月以内

ポテトサラダは、冷凍すると保存期間が2週間〜1か月とやや長くなります。きゅうりなど水分の多い具材を使った場合は2週間程度、水分が少ない具材や一度加熱したものを材料にした場合は1か月程度です。

なお、長く冷凍するとどうしても味が落ちてしまいます。さらに、一度解凍したものを再冷凍すると、味や食感が大きく変化してしまいます。したがって、食べる分だけ解凍し、再冷凍しないようにしましょう。

市販のポテトサラダの場合:当日中

市販のポテトサラダは、基本的に日持ちしないと考えましょう。スーパーなどで売られている手作りのお惣菜は、消費期限が当日中に設定されているものが多いからです。家庭で作ったポテトサラダと同様、当日中に食べるのが基本です。

密封されたパウチタイプのポテトサラダは、商品によって賞味期限が大きく変わります。未開封のものなら、冷蔵で1か月ほど保存できるものもあります。必ず個別に賞味期限を確認し、期限内に食べるようにしましょう。

ただし、一度開封してしまったものは日持ちしません。賞味期限内のものでも、当日中に食べ切るようにしてください。

ポテトサラダの正しい保存方法

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ポテトサラダは、正しく保存することで日持ちを延ばせます。詳しい保存方法を見ていきましょう。

ポテトサラダの冷蔵方法

ポテトサラダを冷蔵する時は、以下のポイントに気をつけましょう。

  • ポテトサラダが冷めてから冷蔵保存する。
  • 雑菌が入らないようにラップなどを使う。
  • 取り分ける時は清潔なお箸などを使う。
  • 別皿に取り分けて食べる。

冷蔵保存する時は、調理後素早く冷ましてすぐに冷蔵庫に入れることをおすすめします。雑菌が入らないように、フタのある保存容器かラップなどをしてから保管しましょう。雑菌が入ると傷みやすくなり、冷蔵保存していても菌の繁殖を止められなくなるからです。

取り分ける時は、清潔なお箸やスプーンを使いましょう。使っているお箸などでそのまま取り分けると、雑菌がついて傷みやすくなってしまいます。

また、保存した容器のまま食べるのではなく、お皿などに取り分けてから食べるようにすると衛生的に保存でき、翌日以降もおいしく食べられるでしょう。

ポテトサラダの冷凍方法

ポテトサラダは、ペーストにしたじゃがいもと具材を分けると冷凍保存できます。じゃがいもはしっかりつぶし、よく冷ましてから冷凍しましょう。解凍した時に食感が悪くなるので、丁寧に潰しておくのがポイントです。

具材は水気をよく切り、じゃがいもとは別にして冷凍しましょう。水気が多い具材を別にするのは、解凍した時に水分が出てべちゃべちゃになるのを防ぐためです。味付けしたものを冷凍保存する場合は、ハムやベーコンなど水分を含まないポテトサラダだけにすると、おいしく保存できます。

解凍する時は、冷蔵庫に入れて時間をおくのがおすすめです。特にじゃがいもは、朝のうちに冷蔵庫に出しておけば、夕方にはおいしく調理できるようになります。解凍してから具材と混ぜ合わせ、味付けするとおいしく食べられるだけでなく、時短にもなります。

調理後のポテトサラダを冷凍する時は、マヨネーズを多めに入れておくと解凍してもおいしく食べられるので、ぜひ試してみてください。

ポテトサラダを日持ちさせる5つのポイント

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ポテトサラダは、使う食材や調理方法を工夫することで日持ちさせられます。調理や保存のポイントを、詳しく見ていきましょう。

使う食材を工夫する

ポテトサラダは、使う食材によって日持ちする期間が変わるため、使う食材を工夫するとよいでしょう。日持ちしない食材の特徴は、以下の通りです。

  • きゅうりやたまねぎなど、水分を多く含む具材。
  • ベーコンやハムなど、火を通さない具材。
  • 卵など雑菌が付きやすい具材。

加熱したにんじんやグリンピースを使って作ると、やや日持ちしやすくなります。卵は一見加熱しているので日持ちしそうに思えますが、殻をむく時などに雑菌が付きやすく、日持ちしません。したがって、卵を使ったポテトサラダは、当日中に食べるのがおすすめです。

夕食に食べる、お弁当に入れるなど、目的に合わせて使う食材を選ぶと安心です。日持ちさせたい時は加熱した食材のみを使い、水分が多いものや火を通さない具材は使わないようにしましょう。

殺菌作用のある酢を入れる

ポテトサラダを傷みにくくするためには、殺菌作用のある酢を入れるのもおすすめです。味が変わってしまうのではないかと心配になるかもしれませんが、味付けするとそれほど気にならなくなります。

ポイントは、じゃがいもがまだ熱いうちに酢を入れることです。また、味付けを少し濃いめにすると、腐りにくくなる効果があります。マヨネーズなどを多めに入れて、味付けしてみてください。

常温保存は避ける

ポテトサラダの日持ちを長くしたいなら、常温保存は避けましょう。ポテトサラダには火を通していない具材が使われることも多いためです。常温保存してしまうと雑菌が繁殖しやすく、傷みやすくなってしまいます。

食材が傷みやすい梅雨時期や夏場は、安全のためにも常温保存したものは食べないようにしましょう。お弁当に入れるのもできる限り避けたほうが無難です。

作ったらすぐに、きれいに洗って乾燥させた清潔な容器に入れ、冷蔵保存しておきましょう。フタができる容器なら、ほこりや雑菌などが入るのを防げます。

調理の手順を守る

ポテトサラダを作る時は、調理の手順をしっかり守ることで食材の傷みが早まるのを防げます。調理する時は、じゃがいもをしっかり冷ましてから混ぜましょう。温かいまま混ぜると、ポテトサラダが傷みやすくなってしまうからです。

また水分が多い具材を使うと、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。水分の多い野菜を使う場合は、水気をよく切ってから混ぜ合わせることも大切です。

手作りする時は衛生面に気をつける

ポテトサラダを日持ちさせたい場合は、衛生面にも注意して調理しましょう。ポイントは以下の3つです。

  • 調理器具を熱湯消毒する。
  • アルコールスプレーで消毒してから調理する。
  • ビニール手袋をつけて調理する。

できるだけ雑菌がつかないように、消毒などをおこなってから調理します。特に加熱しない野菜などを入れる時は、衛生面に配慮して調理すると傷みにくくなります。

梅雨時期や夏場など雑菌が繁殖しやすい時期は、できる範囲で衛生面に気をつけるとよいでしょう。調理前にさっと熱湯消毒したり、ビニール手袋をつけて調理したりするなど、簡単にできることから取り入れてみてください。

ポテトサラダが傷んでいるかを見分ける3つの方法

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ポテトサラダが傷んでいるかを見分けるには、丁寧な観察が必要です。傷んだポテトサラダの特徴を詳しく確認していきましょう。

見た目に変化がないか

まずはポテトサラダの外見に変化がないか、丁寧に観察しましょう。粘りがある、溶けているなどの変化が見られる場合は傷んでいる可能性が高いです。また、カビなどが生えて変色している場合も食べられません。

少しでもおかしいと思った時は、食べられないと判断するのが無難です。特に、カビや変色などは見分けづらいこともあるので、異変を感じた時は食べないようにしましょう。

ヘンな匂いがしないか

ポテトサラダの匂いに変化が感じられないか、確認してみましょう。傷んでくると、酸っぱい匂いや腐ったような匂いに変化します。

鼻をつくような匂いがするポテトサラダは、明らかに傷んでいるので食べないようにしましょう。しかし、傷み始めたばかりのものは、やや匂いが変化する程度のこともあるので、よく確認することが大切です。

作った時の匂いと違う感じがする時は、傷んでいると考えて廃棄するようにしてください。

味が変わっていないか

食べる前に少量だけスプーンなどに取り、味見をしてみましょう。作った時と味が変わっている、酸っぱい・苦い味がする時は傷んでいる可能性が高いでしょう。

味に特に変化を感じられなくても、全体的に水っぽくなっている時は傷んでいることが多いので注意が必要です。少しでもおかしいと感じた時は食べるのをやめ、処分するようにしてください。

ポテトサラダが余った時の活用方法

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ポテトサラダが余ってしまった時は、別のメニューにリメイクするとおいしく食べられます。おすすめレシピを3つ紹介します。

コロッケ

余ったポテトサラダは、コロッケにしてみましょう。加熱したじゃがいもを使った料理なので、衣をつけてさっと揚げるだけでコロッケになります。

じゃがいもから作るよりも時短になるのが魅力です。チーズやハムを追加するとよりおいしくなるので、ぜひ試してみてください。

味付けが気になる時は、茹でたじゃがいもを少し追加すると、マヨネーズの味が気にならなくなります。カレー粉を足して、カレーコロッケにするのもおすすめです。

サンドイッチ

余ったポテトサラダは、サンドイッチにするのもおすすめです。ハムやチーズも一緒に挟んだり、ホットサンドにしたりしてもおいしいのでぜひ試してみてください。

サンドイッチ用のパンがない場合は、食パンの上にポテトサラダをのせて、オーブンで焼くだけでも十分です。ロールパンなどに挟んでも食べやすく、見栄えもよくなります。朝ごはんやランチにぴったりの、ボリューミーな1品になるでしょう。

お好み焼き

ポテトサラダは、お好み焼きにしてもおいしく食べられます。お好み焼きを作る時と同じように生地を準備し、ポテトサラダを入れて混ぜて焼くだけです。きゅうりは調理前に取り除いておきましょう。

キャベツやネギなど、好きな具材を足すのもおすすめです。チーズをいれると、とろけるお好み焼きになります。ポテトサラダでボリュームアップできるので、野菜が足りない時でも気にせずお好み焼きを作れるでしょう。

ポテトサラダを日持ちさせるには衛生面に気をつけて調理・保存しよう

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ポテトサラダが日持ちするかどうかは素材によって差が大きく、一般的な具材では日持ちしないことがほとんどです。日持ちしないポテトサラダの特徴は、次の3つです。

  • 卵が入っているもの。
  • 水分の多い野菜を使っているもの。
  • 梅雨時期や夏場に手作りしたもの。

日持ちをよくするためには、衛生面に気をつけて作り、正しい保存方法を守りましょう。安全に食べるためにはできるだけ当日中、遅くとも翌日には食べ切るのがおすすめです。

余ったポテトサラダは翌日、コロッケやお好み焼きなどにして加熱して別の料理にリメイクすれば飽きることもなく食べられるので、ぜひ試してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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