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ワサビの辛味は◯◯で復活! ワサビの辛味を取り戻すためのテクニックとは

By - COLLY  公開:  更新:

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醤油皿の端につけられたわさび

※写真はイメージ

辛味のある薬味として、和食には欠かせないワサビ。

自宅ではお手軽なチューブワサビを使うことが多いですが、一度封を切るとだんだんとワサビの辛味が薄れていってしまいます。

ワサビの辛味を復活させる方法を、ポッカサッポロの公式サイトからご紹介します。

ワサビの辛味が時間経過で薄れていくのはなぜか

日本では、さまざまな辛味の調味料や薬味が使われます。

本記事で紹介するワサビをはじめ、唐辛子やコショウ、ショウガ、山椒など、料理や食材によっていろいろな辛味がありますが、時間が経過することで辛味が薄れていくのはワサビだけの特徴です。

なぜワサビは開封後時間が経つほどに辛味が薄れてしまうのかというと、ワサビに含まれる辛味成分は揮発性のもので、蒸発してしまいやすいからです。

すりおろしたばかりのワサビはとても辛いですが、その辛味のもととなっている成分は時間が経つとともにどんどん揮発してワサビから失われていくため、辛味も薄くなっていってしまうのです。

ですが、一度辛味が薄れてしまったワサビを再び辛くする裏技があります。

レモン汁をかけるとワサビの辛味が復活する!

ポッカサッポロの公式サイトによると、ワサビにレモン果汁を加えることでワサビの辛味が復活するとのこと。

ワサビ蘇り効果

すりおろしワサビ(チューブ入りワサビ)は、空気にふれてから時間の経過とともに辛味が減少しますが、レモン果汁を10%加えることで、ワサビの辛味が回復します。

ポッカサッポロ公式サイト ーより引用

すっぱいレモン果汁を加えるとワサビの辛味が復活するのはなんだか不思議に思えますが、ポイントはレモン果汁に含まれているビタミンCです。

ワサビの辛味成分は、ワサビに含まれる成分と酵素とが、ワサビを刻んだりすりおろしたりすることで反応し生成されます。

一度すりおろされた後しばらく経ったワサビではこの反応は止まっており、辛味が揮発し失われていくばかり。

ですがビタミンCを加えることで再び酵素の反応が起こり、辛味成分が生成されはじめます。

レモン汁が、ワサビの辛味成分を生成する反応を起こすきっかけとなっているのです。

ワサビのつんとくる独特の辛味は、おさしみやおそばをいただく時には薬味として欠かせない要素の1つです。

ぴりっとした辛味を復活させたい方はレモン果汁をかけて、逆に辛すぎるワサビは苦手な人はあえて空気に触れさせ少し時間をおいて、ちょうどいい辛味に調節しつつおいしい食事を楽しみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
ポッカサッポロ公式サイト

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