「苦いズッキーニ、食べないで!」 JA全農が呼びかけ
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夏が旬の野菜のズッキーニ。ソテーしてもおいしいですし、ラタトゥイユなど煮込み料理もおすすめです。
しかし、ズッキーニを食べた際に、強い苦みを感じたことはないでしょうか。
苦いズッキーニは食べても問題ないのかを調べてみました。
新鮮なズッキーニのを選び方
ズッキーニの産地として有名な長野県の『JA全農長野』に聞いたところ、このような回答がありました。
もともとズッキーニには、ククルビタシンという苦みのある成分が含まれています。
これはズッキーニだけでなく、ウリ科の野菜に含まれているものです。
腐っているわけではありませんが、人によってはククルビタシンを摂取することで体調が悪くなる可能性があるため、強い苦みを感じた場合は食べないほうがいいでしょう。
※写真はイメージ
農林水産省でも、苦みが強いズッキーニについては注意喚起をしており、ククルビタシンを多く含んだズッキーニを食べることで、腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こす可能性があるとのこと。
『JA全農長野』の解説にあるように、ククルビタシンはウリ科の植物に含まれています。
農林水産省によると、ズッキーニ以外にもキュウリやメロンにも含まれているとのこと。
そのため、ズッキーニ以外のウリ科野菜に強い苦みを感じた場合でも、食べるのは避けましょう。
夏に食べる機会が増えるズッキーニですが、強い苦みを感じた場合は食べるのを控えてください。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]