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カスクートとは何?人気の具材やおすすめレシピを紹介!

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

フランスパンにハムやチーズを挟んだ、サンドイッチのようなパン『カスクート』。おいしそうなだけでなく、見た目もおしゃれですよね。

本記事では、カスクートはどのような食べ物なのか解説します。相性のよい具材やおすすめのレシピも紹介するので、記事を参考にカスクートを作ってみてはいかがでしょうか。

カスクートとは?

チキンとトマトのカスクートサンドの画像

※写真はイメージ

カスクートは、フランス生まれのサンドイッチのような食べ物です。日本では、主にフランスパンやバゲットなどハード系のパンに、好みの具材を挟んだ食べ物をいいます。

カスクート(cascroute)はフランス語で、もともと『かたいパンの皮を割る』という意味の言葉です。転じて『軽食』を指すようになったといわれています。パンに加工肉やチーズ、野菜やパテを挟んだ、気軽に食べられるパンを指すのですね。

カスクートはどこで売っている?

パン屋のバケットの画像

※写真はイメージ

カスクートは、日本ではパン店やコンビニエンスストアで売られています。大手コンビニチェーン『セブン-イレブン』ではかつて数種類のカスクートを販売していましたが、人気のあまりすぐに売り切れていたという話も。

カスクートはフランスパンやバゲットなどのハードパンを用いますが、カスクート用のパンを販売しているパン店やスーパーもあります。

カスクートの定番の具材、人気の具材は?

カスクートの画像

※写真はイメージ

カスクートの定番の具材、人気の具材を紹介します。

定番の具材

何を挟もうか迷ったら、まずは以下の具材を試してみるのがおすすめ。定番の具材は次の通りです。

ハムとチーズ

カスクートといえば、ハムとチーズが定番です。シンプルな組み合わせですが、ハムの塩気とチーズのまろやかな味わいは不動の人気。カリッと焼いたパンとの相性もたまりません。

ハムの種類はお好みで構いませんが、ロースハムや生ハム、パストラミがおすすめ。なじみ深いロースハムはしっとりした食感に、しっかり塩気の効いた生ハムは大人の味わいになります。香辛料を使った燻製であるパストラミは、香辛料のよい香りがパンと合いますよ。

合わせるチーズは、さっぱりしたコクのあるモッツァレラチーズがハムとよく合います。よりまろやかな味が好みの場合は、クリームチーズやカマンベールチーズもおすすめです。

ツナとアボカド

ツナとアボカドもシンプルでありながら飽きのこない定番具材です。ツナ缶やアボカドは手軽に手に入る食材なので、常備している人も多いのではないでしょうか。ぜひカスクートにも使ってみてください。

お好みでレタスやスライスしたタマネギ、トマトを一緒に挟むのもおすすめです。野菜もたっぷり取れるので、ランチにもぴったり。仕上げに粗びきこしょうをひと振りすると、味がキリッと引き締まりますよ。

照り焼きチキンとトマト

しっかりボリュームのあるカスクートが食べたい時には、照り焼きチキンとトマトの組み合わせはいかがでしょうか。甘辛いタレの絡んだチキンにさっぱりしたトマトは相性抜群。ベビーリーフを添えると見た目も鮮やかな仕上がりになります。

醤油とみりんの甘辛いタレの味わいは、本場のカスクートとはひと味違ってやみつきになること間違いなし。思わずかぶりついて食べたくなるカスクートです。

人気の具材

人気の具材を使ってアレンジしてみるのも、カスクートならではの楽しい食べ方。下記の具材も参考にしてみてください。

あんバター

おやつやデザート感覚でカスクートを楽しみたいなら、あんことバターの組み合わせがおすすめです。優しい甘さのあんこをたっぷりのせて、スライスした有塩バターを挟めばでき上がり。甘じょっぱさがたまりません。

こってりした見た目に反して、あんこのほどよい甘さとボリュームが食べやすく人気のあんバター。焼くとバターがとろけて、ますます味わい深くなりますよ。

ベーコンと卵

うまみがぎゅっとつまったベーコンにまろやかな卵の組み合わせも間違いありません。サンドイッチでも人気の具材は、カスクートでも人気です。味付けは、シンプルな塩こしょうでもお好みのドレッシングでもよいでしょう。

卵は、サラダ風にゆで卵をマヨネーズであえたものや、スクランブルエッグ、またはゆで卵をそのまま入れてもOK。ベーコンはカリッとするまで焼くと、食感の違いが楽しめます。

ローストビーフ

クリスマスやお正月などに登場する、華やかな一品のローストビーフ。パンとも相性がよいのでカスクートにもぴったりですよ。薄切りにしたローストビーフをお好みの野菜と一緒に挟んでみましょう。

ローストビーフの定番ソースであるグレービーソースはもちろん、マヨネーズを加えたり、醤油とタマネギの和風ソースにしたり、味付けのアレンジもおすすめ。アボカドを足して濃厚にすると、より食べ応えのある一品になります。

カスクートのおすすめレシピ

サラダ作りの画像

※写真はイメージ

おすすめ具材を使用したカスクートのレシピを紹介します。簡単に作れるものから本格的なものまで、5つのレシピをご覧ください。

ロースハムとチーズのカスクート

1つめは『伊藤ハム』のウェブサイトで紹介されている、王道のハムとチーズのカスクートです。ボリュームがありながら、トマトや水菜でさっぱりと仕上げています。

材料
(2人分)
ロースハム(薄切り) 4枚
バケット(短め) 1本
トマト 1/2個
水菜 2株
Kiri 2個
ブラックペッパー 少々
マヨネーズ 大さじ1
バター 適量

作り方
1.水菜は3cmの長さに切り、水にさらしてから水気を取る。トマトとKiriはそれぞれ4等分に切る。
2.バゲットを2等分に切り、切り込みを入れて開き、軽く焼いて内側にバターを塗る。
3.水菜とマヨネーズ、ブラックペッパーを和える。
4.2のバゲットにトマト、3の水菜、クリームチーズ、ハムの順番にサンドする。

伊藤ハム ーより引用

脂身の多いしっとりしたロースハムに、水菜とトマトのしゃきしゃき食感が楽しいカスクートです。チーズの程よいコクが加わり、満足感もたっぷり。バターを塗ったパンに挟むのもポイントですね。

レタスではなく水菜を使うと、マヨネーズでの味付けもさっぱりした仕上がりに。大きめに切ったチーズは食べ応えもありそうです。

バインミー風エビのサラダのカスクート

定番のカスクートに飽きたら、少し変わった『タカキベーカリー』のレシピはいかがでしょうか。意外や意外、エスニックな味付けもカスクートにマッチしますよ。

材料
(3人分)
カスクート 3本
ボイル海老 12尾
アボカド 1個
にんじん 40g
大根 60g
パクチー 30g
塩 1つまみ
バター 10g
スイートチリソース 適量
こしょう 少々
【調味料】  
  酢 大さじ1
  砂糖 大さじ1/2
  ナンプラー 小さじ1
  鷹の爪(輪切り) 少々

作り方
1.アボカドは半分に切ってスライスし、パクチーは4㎝幅にカットする。
2.にんじんと大根は千切りにし、塩ひとつまみをまぶして5分ほどおき、水気を絞ったら調味料を混ぜ合わせてなますをつくる。
3.パンを軽くトーストし、中にバターを塗る。
4.アボカド、海老、スイートチリソース、なます、パクチーの順にはさみ、こしょうをふりかけたら出来上がり。

タカキベーカリー ーより引用

野菜がたっぷり食べられてヘルシーと話題のバインミー。エビの代わりにサラダチキンなどを使用してもおいしくでき上がります。パクチーの香りとスイートチリソースの甘酸っぱさがクセになりそうです。

ローストポークのカスクート

お腹が空いた時やしっかり食べたいランチには、『キユーピー』のウェブサイトで紹介されている『ローストポークのカスクート』はいかがでしょうか。クリーミーなドレッシングと野菜がよく合います。

材料
(1個分)
キユーピー しょうがクリーミィドレッシング 20g
ローストポーク 80g
フランスパン(カスクートフランス) 50g
リーフレタス 20g
にんじん 5g

作り方
1.リーフレタスは適当なサイズにちぎり、にんじんは千切りにし、軽く塩揉み(※分量外)する。
2.カスクートフランスはトースターで温める程度に焼き、横にカットする。
3.[2]に[1]とローストポークを挟み、仕上げにキユーピー しょうがクリーミィドレッシングをかけ完成。

キユーピー ーより引用

軽く焼いたカスクートフランスに、野菜とポークを挟んだ満点度の高い一品です。ドレッシングの味付けで野菜ももりもり食べられそうですよね。

チキンレバーペーストと野菜のカスクート

同じく『キユーピー』で紹介されている、シャキシャキ野菜とチキンレバーの塗るテリーヌを使った、ごちそうカスクートです。見た目もおしゃれな一品は、おもてなし料理としてもおすすめ。

材料
(2人分)
フランスパン 20cm 150g
リーフレタス 2枚 40g
トマト 1/2個 83g
紫玉ねぎ 1/8個 18g
アヲハタ 塗るテリーヌ 国産チキンレバー 1瓶(73g)

作り方
1.フランスパンは切り込みを入れ、オーブントースターで焼く。
2.リーフレタスは冷水にさらし、水気を切る。
3.トマトは薄い輪切りにする。
4.紫玉ねぎは薄い輪切りにし、水にさらして水気をきる。
5.①に②、③、④の順にはさみ、塗るテリーヌをぬる。

キユーピー ーより引用

しっかり味のついたテリーヌは、お好みで量を調整してください。トマトや紫タマネギは多めに挟むとさっぱりした仕上がりに。しっかり水気を切って挟みましょう。タンパク質が摂れて栄養バランスも満点ですよ。

豚しゃぶサラダのカスクート

最後は『タカキベーカリー』のウェブサイトに掲載されている、梅のソースであっさり食べられる『豚しゃぶサラダのカスクート』の紹介です。

材料
(2人分)
カスクート 2本
豚肩ロース薄切り 120g
きゅうり 1本
大葉 10枚
オリーブオイル 適量
にんにく 1/2片
ゴマ 適宜
黒こしょう 適宜
【梅のソース】
  梅干し 大粒1個
  オリーブオイル 大さじ1
  しょうゆ 小さじ1

作り方
1.きゅうりはスライサーを使ってリボン状に薄くスライスし、梅干しは種を取り除いて包丁で叩いてからボウルに入れ、オリーブオイルと醤油を混ぜ合わせて梅のソースを作る。
2.鍋にたっぷりの湯を沸かし、豚肩ロースの薄切りをしゃぶしゃぶして、色が変わり火が通ったところで取り出し、お湯をしっかり切って1.と和える。
3.カスクートは切り込みを開いて内側を香ばしく弱火で網焼きし、焼き色がついたら内側全体にオリーブオイルをさっと回しかけ、ニンニクの断面を擦り付ける。(トースターで焼いてもOK)
4.3.に大葉、きゅうり、豚肉の順で重ね、梅のソースを回しかけ、仕上げにお好みでゴマと黒こしょうをふったら出来上がり。

タカキベーカリー ーより引用

風味と食感を生かすために、豚しゃぶはあえて冷製にせず温かいのを挟むのがポイント。豚肉はゆで上がったら手早くパンに挟みましょう。梅のソースとたっぷりのシソが食欲をそそるカスクートです。

フランスパンを使ったサンドイッチ『カスクート』を楽しもう

カスクートは、フランスパンなどに好みの具材を挟んだフランス生まれの軽食です。加工肉や野菜、卵などさまざま具材をサンドすると、バリエーション豊かな味を楽しめます。

カスクートはパン店やコンビニエンスストアでも売られていますが、手軽な材料で作れるので、手作りするのがおすすめ。紹介した定番の具材やおすすめレシピを参考に、ぜひおうちでカスクートを楽しんでみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
伊藤ハムタカキベーカリーキユーピー

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