断面が黒いサツマイモ、捨てた方がいい? JAの回答に「知らなかった」
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- 取材協力
- JA里浦
サツマイモを切ったり、皮を剥いたりした際に、断面がきれいな黄色のような色から黒っぽくなったことはないでしょうか。
色が変わってしまうと「食べても大丈夫なのかな」と不安になりますよね。では、なぜ色が変わるのでしょうか。また、食べても問題ないのかも気になるところ。
有名なサツマイモブランド『なると金時』で有名な、徳島県鳴門市にある『JA里浦』に聞いてみました。
サツマイモが変色する理由
サツマイモの色が変わってしまう理由を『JA里浦』に聞いたところ、「サツマイモに含まれる成分が酸化することで色が変わる」とのことです。
サツマイモにはヤラピンという成分が含まれています。ヤラピンは空気に触れると酸化してしまうため、サツマイモの断面が黒っぽく変色するとのこと。
たまにサツマイモの表面に黒い斑点のようなものが付いていますが、これも表面に付いた傷から染み出たヤラピンが酸化・乾燥したものです。
また、ヤラピンが酸化して色が変わっても「問題なく食べられる」とのことです。
もし、色が変わってしまうのを防ぎたい場合は、以下のようにしましょう。
【サツマイモの変色を防ぐ方法】
・水や塩水に漬ける。
・ラップなどで覆う。
・変色する前に調理する。
※写真はイメージ
サツマイモの断面が変色しても味に影響はないため、基本的にはそのまま食べても問題ありません。
ただし、カビや低温障害が原因の場合は、食べるのを避けたほうがいいため、すべてカットして変色具合を確認するなどしましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]