ゴボウの変色予防 水にさらすより… 「効果絶大」「白くてきれい」
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- 出典
- ミツカン






ゴボウを調理する際、アク抜きのため『水にさらす』工程を行う人は多いでしょう。
水にさらせば変色も防げますが、ゴボウをより白くきれいな仕上がりにしたい場合は、ある調味料と一緒にゆでるといいそうです。
ゴボウの下処理の裏技を、調味料を扱う株式会社Mizkan(以下、ミツカン)の公式サイトから紹介します。
ゴボウを酢水でゆでると白く仕上がる
ミツカンによると、ゴボウを白く仕上げたい時は『酢水』でゆでるといいとのこと。ミツカンの公式サイトでは以下のように紹介しています。
「酸っぱくなるのでは?」と心配になるかもしれませんが、この程度の量なら、酢の風味は特に感じないのだとか。この方法はゴボウだけではなく、レンコンやカリフラワーを白く仕上げる時にも役立ちます。
見た目の色合いが気になる料理を作る際は、参考にして取り入れるといいでしょう。
ゴボウのアクは取らなくても問題ない
ゴボウのアクは『ポリフェノール』という成分で、ゴボウの栄養素でもあります。そのため水にさらす際は短時間にとどめ、栄養素が過剰に溶け出してしまわないようにしましょう。
なおゴボウを油で調理すると、アクがあまり気になりません。炒め物や揚げ物にゴボウを使う時は水にさらさず、切ったらすぐに調理するようにして、ゴボウの変色を防ぎつつも味わいよく仕上げましょう。
お酢には素材の魅力を引き出す力がある!
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お酢は味付けだけではなく、色味や食感など素材のよさを引き出す効果があります。
ショウガやミョウガは、酢漬けにすることできれいなピンク色に。ラディッシュや紫キャベツは、お酢入りドレッシングで和えると鮮やかな赤色に仕上がります。
さらに、里芋のヌメリ取りにもお酢が効果的。2ℓのお湯に対して大さじ2杯のお酢を加えて里芋を下ゆでするとヌメリが取れ、箸でつかみやすくなるのだそうです。
さまざまなお酢の効果を活用すれば、色合いや食感のよさが引き出されておいしく仕上がります。本記事で紹介したお酢の使い方を、日々の調理に取り入れてみませんか。
[文・構成/grape編集部]