ダイコンが余ったら作るしかない! 新感覚レシピに「旨みが凝縮」「味がしみしみ」
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※写真はイメージ
料理研究家
アキオ
祖父の代から続く青果店で育ち、アメリカのジャパニーズレストランで料理人に。帰国後も料理店で働き、惣菜店では15年ほど調理と商品開発を担当する。
『お弁当・お惣菜大賞』で最優秀賞を受賞するほか、著書『食べたい!が加速する お惣菜アワード5期連続受賞シェフが教える感動の野菜レシピ』を発売。
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- 出典
- yaoya14






ダイコンは、冬に旬を迎える野菜の1つ。さまざまな料理に使えますが、「大きめにカットすると中までなかなか味が染み込まない…」と悩んでいませんか。
「時間をかけて煮込んでいられない」という場合には、ダイコンにちょっとした工夫をするのがおすすめです。
Instagramで、野菜つまみをテーマにレシピを発信中のアキオ(yaoya14)さんの投稿から、『韓国風大根の旨煮』レシピとダイコン調理のコツを紹介します。
『韓国風大根の旨煮』はおつまみにもぴったり
総菜屋で15年料理を提供し続けてきたというアキオさん。
野菜を使ったおつまみといえばヘルシーな印象を抱きがちですが、アキオさんの手にかかれば、しっかりとした味付けの『ビールによく合う料理』が完成します。
『韓国風大根の旨煮』も、その1つ。早速くわしい情報を見ていきましょう。材料は以下のとおりです。
ダイコン 約500g
豚バラ 120g
<旨ダレ>
Aコチジャン 20g
Aハチミツ 大さじ2
Aみりん 大さじ1
A醤油 大さじ1半
Aケチャップ 大さじ2
Aおろしニンニク 小さじ1
Aガラスープ 小さじ半
<旨ダレを入れる前に投下>
B料理酒 大さじ2
B水 50㎖
<そのほか(あれば)>
小口ネギ
炒りゴマ
旨ダレの配合について
旨ダレはコチジャンの辛みとハチミツの甘みを組み合わせることで、韓国風の甘辛い味わいを作り出しています。ケチャップを加えることで酸味とコクが加わり、味に奥行きが出るのがポイントです。ボウルに全ての材料を合わせたら、なめらかになるまでしっかり混ぜておきましょう。
まな板の上に用意したのは、立派なダイコンです。よく洗って皮をむいたら、3㎝幅にカットし、ダイコンの表と裏に、包丁で細かく切れ目を入れます。
切れ目を入れる際は、ダイコンの厚みの半分ほどまで刃をしっかり入れるのがコツです。浅すぎると効果が薄くなるため、思い切って深く入れてください。裏面は向きを90度ずらして切れ目を入れると、ダイコンがバラバラになりにくくなります。
カットしたダイコンは耐熱容器に入れ、600Wの電子レンジで6~8分加熱してください。その間に、ボウルに旨ダレのもとを入れて混ぜておきます。
レンジ加熱が不十分だと、フライパンで焼く段階でも中心まで火が通りにくくなります。竹串や箸をダイコンに刺してスッと入るくらいの柔らかさになっていれば問題ありません。
レンジでの加熱が終わったら、フライパンにゴマ油を引いてダイコンを焼きます。両面にこんがりとした焼き目を付けてください。
焼き目を付けるときは、触らずにじっくり待つのがポイントです。ゴマ油の香ばしい香りが立ち、ダイコンの断面がきつね色になったら裏返すタイミングです。早めに動かすと、きれいな焼き色が付きにくくなります。
ダイコンをフライパンの端に寄せてスペースを空けたら、塩少々で下味を付けた豚バラ肉を投入します。
材料Bの料理酒と水を加えた後、混ぜ合わせて置いた旨ダレを加え、ふたをしてから10~12分ほど煮ていきましょう。火加減は弱火よりの中火がおすすめです。
ふたをして煮ている間は、強火にすると水分が早く飛んでタレが焦げやすくなるため、火加減は守るようにしましょう。
最後にふたを取り、タレをダイコンにかけながら煮詰めてください。
タレをスプーンですくってダイコンの上からかけ続けると、切れ目に入り込んで中心部まで味が浸透していきます。タレに照りが出てきたら煮詰め完了のサインです。
お皿に盛り付けて、お好みでネギやゴマをトッピングすれば完成です。
ダイコンに味が染み込みやすくなるコツとは?
短時間でもダイコンに味を染み込ませるため、アキオさんが投稿中で紹介しているコツは2つあります。
まず1つめは、ダイコンの断面に包丁で切れ目を入れることです。少し手間はかかるものの、効果は抜群。ダイコンの厚みの半分ほどまで、しっかりと包丁の刃を入れましょう。
裏面に切れ目を入れる際に向きを90度ずらせば、しっかりカットしてもダイコンがバラバラになることはありません。
2つめのコツは、ダイコンを煮る前にフライパンで表面をこんがり焼くことです。アキオさんによると、ダイコンの細胞膜が一部壊れ、そこから味が染み込みやすくなるのだそう。風味を高めるのにも効果的です。
この2つのコツは、韓国風の煮物以外にも活用できます。たとえば、ダイコンを使った和風の煮物やおでんでも同様に応用できるでしょう。切れ目を入れずに煮ると、表面だけに味が付いて中心部はほぼ無味のままになりやすいため、面倒でも省略しないのがおすすめです。
内側までしっかりと味が染み込んだダイコンを食べれば、口の中いっぱいに味がジュワッと広がります。お酒にもごはんにもよく合う、パンチのあるメニューです。
「1本買うとなかなか使い切れない…」といったお悩みも、解消できるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]