これで失敗知らず! クリームをホイップする時に失敗しないコツとは?
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- 出典
- 森永乳業
洋菓子を作る時に欠かせない『クリーム』は、用途に合わせた硬さにホイップする必要があります。
泡立て器で泡立てるだけと工程はシンプルですが、しっかり混ぜても「角ができない」「液体から変化しない」ということはありませんか。
クリームのホイップは繊細な作業なので、悪条件が1つでもあると思うように仕上げられません。
森永乳業株式会社(以下、森永乳業)のブランドサイトでは、ホイップする時のコツを紹介しています。バレンタインや誕生日など、お菓子作りをする時に役立ててください。
やりがちな道具のミスとは?
※写真はイメージ
クリームをホイップする時に必要なのは、クリームと砂糖、ボウル、泡立て器の4つです。
クリームには生乳を原材料とした『生クリーム』と、動物性脂肪と植物性脂肪を合わせた『ホイップクリーム』があるので、泡立たない、泡立ちにくい原因はクリームの種類にあると思うかもしれません。
しかし、うまくホイップできるかどうかは、原材料よりも『空気をしっかり取り込められるか』で決まります。
ホイップに失敗する場合は、まず『ボウル』と『泡立て器』を見直してみましょう。
1.ボウルの大きさ
一般的な市販のクリームは、1パックぶんで200㎖。これをホイップするには、直径25㎝程度の大きさのボウルが適切です。
クリームの量に対してボウルが大きいように感じるかもしれませんが、クリームをホイップすると体積が増えるので、クリームの量に対しボウルが小さすぎるとうまく泡立てられません。
なお、少量をホイップするのであれば小さめのボウルでも問題ありません。
2.泡立て器の大きさ
泡立て器とひと口にいっても、その大きさはさまざま。同じような大きさでも羽の数は製品ごとに変わり、羽が多いほど空気を取り込みやすくなります。
クリームをホイップする際には、茶せん型で10~12枚程度の羽根のものがおすすめです。
羽が少ない泡立て器は粘りのある物を混ぜる時に向いているので、その1本しか泡立て器がないという場合は、ホイップ用に羽の多い物をそろえておくといいでしょう。
意外な落とし穴は『砂糖』
甘いクリームが好きだという場合は、レシピより多めの砂糖を入れたくなるのではないでしょうか。
甘みのあるクリームは幸せな気持ちにさせてくれますが、ホイップをする上では『入れすぎNG』なのです。
クリームに甘みを付けようとするとホイップしづらくなるので、甘さを足したい場合はデコレーションを兼ねて上から粉糖をまぶしましょう。フルーツを使ったお菓子やチョコレートを使ったお菓子も、粉糖を飾ることでよりおしゃれになります。
生クリームを上手に泡立てられるかで、お菓子作りのやりやすさも完成時のクオリティも変わります。
紹介したポイントに注意すれば、七分立てや十分立てなど、うまく調節しながらも泡立てられるでしょう。
[文・構成/grape編集部]