パン粉の代わりに麩を使うと、どうなる? 試した結果に「柔らかくてジューシー!」
公開: 更新:


ご飯を炊く時、小さじ1杯ずつ入れると… 「おかずいらない」「止まらなくなる」『究極の塩むすび』の作り方って?ご飯を炊く時に、調味料を小さじ1杯ずつ入れると…。

まさか炊飯直後にほぐしてる? もっちり仕上げたいなら… 「やっちゃってた」お米を炊飯する時には、『蒸らす』工程が重要な役割を果たしているということをご存じでしょうか。おいしく食べるための『蒸らす』と『ほぐす』のポイントを解説します。
grape [グレイプ] lifestyle
ハンバーグ作りに欠かせない、パン粉。型崩れを防いだり、うま味を閉じ込めたりする役割があるので、使う人は多いでしょう。
先日、「今日はハンバーグを作ろう」と意気込んだものの、パン粉がないことに気付いた筆者。
「家にあるもので代用できないかな…」と調べたところ、『ある食材がパン粉の代わりになる』という情報を入手しました。
藁にもすがる思いで実践してみたので、作り方や味の感想を紹介します!
パン粉の代わりに!麩を使ったハンバーグ
パン粉の代用となるのは、なんと麩(ふ)。工夫次第で、いつもと変わらないおいしいハンバーグが作れるそうです。
そのほか、使用する食材は以下の通り。筆者の家庭では、味噌とマヨネーズをプラスして味に深みを出しています。
【材料(3人ぶん)】
・合挽ミンチ 280g
・タマネギ(中玉) 半分
・麩 25g
・卵 1個
・味噌 大さじ2ぶんの1杯
・マヨネーズ 大さじ2ぶんの1杯
・牛乳 大さじ3杯
・塩コショウ 適量
まずは粗みじんにしたタマネギを耐熱ボウルに入れ、500Wの電子レンジで約2分30秒温めます。
タマネギに熱が通って柔らかくなったら、粗熱をとります。容器が熱くなっているので、やけどには注意してください。
粗熱が取れたら、麩と牛乳以外の材料を入れておきます。
ここで麩の出番です!麩のほか、めん棒、ジッパー付き保存袋を用意してください。
まずは麩をジッパー付き保存袋に入れて、細かく砕きましょう。
軽く叩くと、粉状に細かく砕くことができます。この粉末がパン粉の代わりになるのですね。
十分に細かくなったら、牛乳を少しずつ入れて保存袋の上から揉んで麩を湿らせます。
牛乳を入れすぎないように、大さじスプーンで少しずつ入れるのがおすすめです。
牛乳を入れる量の目安は、麩がある程度湿るまで。筆者は大さじ3杯ほどの牛乳で湿らせてみました。
牛乳を入れつつ揉んでいると、感触の変化が分かるので、滑らかになるまで牛乳を馴染ませましょう。
牛乳で湿らせた麩を材料が入ったボウルに加えて混ぜ、こねていきます。
あとは普段通りに成形して、火が通るまで両面をしっかり焼いたら完成です!
をふっくらとおいしそうに仕上がり、見た目は普段のハンバーグと違いがありません。
肝心の味のほうはどうでしょうか…ソースをかけていざ実食!
箸でハンバーグを割って中身をチェックすると、肉汁がしっかりと詰まっています!
食べてみたところ、柔らかくジューシーで、普通のハンバーグと引けを取らないおいしさでした。
わずかに麩の風味が残っていたので、気になる人は牛乳の量を増やしてみるといいかもしれません。
筆者は普段、麩を味噌汁やお吸い物の具材にしか使用していなかったため、余ってしまうのがネックでした。
しかしこれなら、余った麩をムダなく使い切れそうです!
ハンバーグを作る際、パン粉を切らしていたら麩を活用してみてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]