ブロッコリーの茎にあった『謎の穴』 農家の呼びかけに「そうだったの!?」「初めて知った」
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- 出典
- @yasuifarm
サラダや副菜に大活躍する野菜の1つ、ブロッコリー。
つぼみの部分はもちろん、茎などもおいしく食べられるのが嬉しい食材ですよね。
スーパーマーケットなどでブロッコリーを購入して、いざ調理しようという時に、こんなことに気付いた経験はありませんか。
「あれ?茎に穴があいている…」
ブロッコリーをひっくり返すと、まれに茎に空洞があることがあります。
病気や虫食いによってあいた穴なのではないかと、不安になって取り除いた経験がある人もいるかもしれません。
一体、この穴の正体はなんなのでしょうか。
ブロッコリーなどの野菜を栽培している、有限会社安井ファームのTwitterアカウント(@yasuifarm)で、担当者がこの穴について解説していました。
ブロッコリーの茎にあいた『謎の穴』の正体とは
担当者によると、ブロッコリーは急激に成長すると、茎の成長が追い付かなくなり、穴があくことがあるといいます。
『花茎空洞症』と呼ばれ、病気などではないので、食べても問題はないそう!
変色が気になる場合は、多少茶色くなっている程度であれば、そこだけ取り除いて食べるといいようです。
もし今まで、気になって穴がある茎を捨てていたという人がいたら、次からは安心して食べることができますね。
なお、茎に空洞のあるブロッコリーのことを、業界用語では『ホローステム』と呼ぶのだとか。
担当者は、売り場で空洞のあるブロッコリーを発見した時に「ホローステムだ!」と心の中で叫ぶと、少しテンションが上がるそうです。
茎の穴について、知らなかったという人は多いようで、投稿にはさまざまなコメントが寄せられていました。
・食べられるんですね。今まで捨てていました…。次回からはきちんと食べます!
・スッキリしました!そういう理由だったんですね!
・そうだったのー!初めて知った。ありがとうございます。
食材はなるべく、無駄のないように消費したいもの。
今後、穴のあいたブロッコリーに遭遇した時には、思い出してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]