卵の保管は『上下の向き』に注意 尖っているほうを上?下? 正解は…
公開: 更新:

※写真はイメージ

ポッカレモンの正しい保管方法 メーカーの情報に「気をつけます」【正しい保存方法4選】ポッカレモンやハチミツ、味噌、ラー油など、日常的に使う調味料や食品は、保存場所を間違えると風味や品質が損なわれてしまうことがあります。メーカーが推奨する正しい保存方法を知ることで、最後のひと滴までおいしさを保てるでしょう。

冷蔵庫に入れただけで? リンゴの甘さに「マジで?」「今すぐやる」【保存のコツ4選】リンゴや桃、梨など、果物は保存方法によって味わいや甘みが大きく変わります。冷蔵や常温の使い分け、新聞紙やポリ袋での保存など、ちょっとした工夫で鮮度を長く保つことが可能です。季節を問わず役立つ果物の保存のコツをまとめています。
- 出典
- JA全農たまご






自宅の冷蔵庫で卵を保管する際、パックから取り出して専用ケースへと移し替える人もいるでしょう。
この時に注意したいのが『卵の向き』。どちらを上にするかによって、品質を保持できる期間が変わってくる可能性があるためです。
鶏卵業界のリーディングカンパニーとして知られる、JA全農たまごの公式サイトから、卵の向きに隠された秘密について解説します。
卵には上下の区別がある
卵には上下の区別があり、スーパーなどで売られている卵は、あえて『鋭端』といわれる尖ったほうを下向きにしてパックされています。
この理由について、JA全農たまごは以下のように説明していました。
また鈍端側を下にすると、もともと鈍端にある空気の部屋『気室』が上から下へと移動するため、卵の品質劣化にもつながりかねません。
つい丸い鈍端側を下にして置きたくなるところですが、強度や品質保持の面を考慮すると、鈍端を上にしておくのがいいようです。
産み落とされる時も鋭端が先
※写真はイメージ
鋭端を下にして置くのは、鶏から卵が生まれ出る時の事情にも深く関わっているとのこと。
JA全農たまご公式サイトによると、通常鶏は鋭端のほうから卵を産み落とすそうです。産み落とされた瞬間に卵が割れる可能性を低くするためでもあるのでしょう。
卵を保管する際、丸みのある鈍端を下にしている人は多いかもしれません。買ってきた状態のまま、尖ったほうである鋭端を下にして置くと、衝撃から卵を守れるほか品質も保持できます。
卵をよりよい状態にキープするためにも、意識してみてください。
[文・構成/grape編集部]