今も昔も飲酒運転は許さない!66年前、神社に集まって禁酒を誓う運転手たち
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1951年のある日、とある神社の境内にずらりと並んでいるのは、都内の某交通会社に勤務する運転手の皆さん。当時、飲酒運転による交通事故が多発していたことを受けて、神前で「禁酒の誓い」をしようと集まっているのです。
1951年当時、もちろん飲酒運転は法律で禁止されてはいたものの、「酒気帯び」とされる判定基準が今より甘く、罰則も厳しくなかったこともあり、飲酒運転による事故が後を絶ちませんでした。
交通事故の件数自体も1970年代ごろまで増加の一途をたどっていたのです。
真剣に宣誓する運転手の皆さんの様子を動画でご覧ください。
「就業中の禁酒を宣誓する」と声高らかに読み上げた後は、お神酒を一杯。そして飲み終わった盃を地面に叩きつけて割りやる気を見せていますが、はたして宣誓の効果はどのくらいあったのでしょうか…?
その後、2007年に道路交通法が改正され、酒酔い運転・酒気帯び運転ともに厳罰化されました。以来、飲酒運転による事故は年々減り続けてはいるものの、日本ではいまだに年間4000件を超える飲酒事故が発生、年間200名以上が尊い命を失っています。
これ以上悲しい事故を繰り返さないためにも、「飲酒したら絶対に運転をしない」「飲酒した人に絶対に運転をさせない」というルールを、社会全体でしっかり守っていきましょう!
[文/grape編集部]