スマホでお墓参りできる!?『スマ墓』がサービス開始!
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洗濯機の蓋は開けておく?閉める? 企業の回答に「反省」「逆やってた」洗濯機のお手入れをしていますか。洗濯槽の裏側は見られませんが、しっかりとお手入れしていないとカビが繁殖してしまいます。カビを防ぐ方法を確認して、定期的に洗濯槽の掃除をしましょう。
洗濯は『お湯』がいいって本当? 事実に「マジか」「危ないところだった」洗濯槽のカビ対策にお湯を使いたい時はありませんか。お湯のほうが効果が高そうで…と思うかもしれませんが、実際の効果や適切な湯温について日本電機工業会が公式サイトで解説していました。ぜひ参考にしてみてください。
- 出典
- 良心石材
本社が千葉の香取市にある墓石専門の『良心石材』は、故人ゆかりの場所を慰霊場所に設定できる『スマ墓』というサービスを8月18日からスタートしました。
よく訪れた場所や、大好きだった場所などはみなさんもお持ちだと思うんですが、この『スマ墓』なら、その場所のGPS情報を登録して、そこに懐かしの写真や動画をセットしてもらうと、スマートフォンを持ってその場所に行くだけで、自動的に登録された写真や動画が、AR(拡張現実)を通じて流れるようになるということです。
ただ、これだけだったら単なる普通のARサービスなんですが、ここは墓石専門の『良心石材』さんのサービスなので、遺骨を15年間保管してくださるという保管料込みで月額500円、年間6480円(税込み)というサービスになります(15年以降は無料で合祀)。
つまり、家族の墓地があればその場所をゆかりの地に登録することもできるし、墓地を用意しなくても、気に入った場所や便利な場所にあなたの大切なかたの想い出を残すことができるというわけです。
『良心石材』によれば、近年、お墓に対する考え方がとても自由になってきたことで、 「お墓にお金をかけたくない」、「お墓を買いたいけど資金を貯めるまで自宅に骨壷を置いておきたい」、「自分の死後遺族にお墓に関わる負担をかけたくない」など、お墓自体をすぐに必要としないかたが増えているんだそうです。
特にお墓をいま現在保有していない人は、親族が急に亡くなったとしても、すぐにはお墓のことなど全く考えられないんだそうです。増してや、亡くなった故人が遺族につらい思いをさせてまでお墓を買えとは決していうはずもないと考えるかたも多いそうです。
※写真はイメージ
つまり、お墓を購入できるだけの資金が貯まるまで、またお墓を買ってみようかと気持ちに余裕が出てくるまで、精神的かつ経済的な負担を極力なくすことができる慰霊サービスこそが『スマ墓』なんだそうです。
ちなみに、生前に申し込むと死後1年目は無料で利用可能。1年目は故人の喪に服すことが先決だということで、遺族がお墓を急に用意しなければならない精神的、経済的な負担を減らすために無料にしたということです。
これを一般的な墓石(墓地)と費用を比較してみると、通常なら墓石だけで250万円程度、これに年間約1万円の墓地使用料がかかり、15年だと265万円かかります。これが『スマ墓』なら年間6480円、15年でなんと97200円と10万円でお釣りが来ちゃいます。
また『スマ墓』にはペットの慰霊コースもあって、遺骨も人間同様に保管してくれるそうです。
先日、東京ビッグサイトでは、いわゆる終活ビジネス市場を応援する会社の展示会『エンディング産業展2017』が開催され、連日入り口には長蛇の列ができる大盛況だったようです。今年で3回目ということで、およそ300社がブース展開などをして葬儀や供養に関する商品やサービスが展示されました。
主催者の発表によれば、高齢化が進む中、2016年に亡くなった人の数はおよそ130万人と、20年前と比べると5割近く増えているそうで、いわゆる『終活』への関心の高まりを背景に、異業種からの参入も続々と増えているそうなんです。
今回の『エンディング産業展2017』では、『スマ墓』のようなITを活用したさまざまな終活サービスも目白押しだったようですが、ひときわ目立っていたのは、Pepperロボットによる読経サービスだったそうです。
実は様々な事情でお坊さんを呼ばない葬儀が増えているという傾向もあって、ロボットによる読経なら気兼ねなく安価にお願いできると、人気が高まっているとか…。アマゾンなどからお坊さんを定額で呼べる『お坊さん便』も一時話題になっていましたね。
最近は共同墓地やマンション墓地なども増加の一途を辿っていますが、それらを越えた未来の終活サービスがこれからも次々と現れ始めていくのかもしれません。
[文・構成 土屋夏彦/grape編集部]
土屋夏彦
上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。