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ポストにあった銀行からの『封書』 急いで返信しかけて…背筋が凍り付く!

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2019年4月1日に公表された、新元号『令和(れいわ)』。平成は4月30日で終わり、5月1日から新元号の元年がスタートします。

「新しい時代が始まる」という前向きな気持ちで、令和のスタートを待ちわびる人も多いでしょう。

ところが、残念なことに、改元を迎えるに当たって『後ろ向きな問題』が注目を集めています…。

銀行からの封書に返信しかけて?

皆さんは、こんな封書が全国銀行協会から届いたら、どう感じますか。

※写真はイメージ

元号の改元による銀行法の改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用キャッシュカードへ変更する手続きが必要となります。

同封の『キャッシュカード変更申込書』に取引銀行、口座番号、暗証番号を記載し、現在お使いのカードを返送してください。

実は、この封書は改元に乗じた詐欺

名前を勝手に使われた一般社団法人『全国銀行協会』は、2019年3月18日、つまり令和発表前の時点で次のような注意喚起をウェブサイトで行っています。

銀行協会職員等になりすましてキャッシュカードや現金をだまし取る詐欺にご注意ください。

銀行協会職員が、電話や訪問によりお客さまの取引銀行や暗証番号をお伺いしたり、キャッシュカード、クレジットカードや現金をお預かりするようなことは一切ありません。

銀行協会職員や銀行員、警察官等を名乗り、言葉巧みにお客さまの口座情報を聞き出そうとする事件や、暗証番号を聞き出してキャッシュカードをだまし取ろうとする事件、現金をだまし取ろうとする事件等が発生していますのでご注意ください。

全国銀行協会 ーより引用

そして、具体的に発生している事件として「封書を送り付けて、キャッシュカードや暗証番号を手に入れようとする詐欺」の存在を明言しています。

こういった注意喚起は、全国銀行協会のみにとどまらず、『金融庁』のウェブサイトでも行われています。具体的な犯行の手口だけでなく、「被害に遭わないために」として、次のような情報も公開。

【被害に遭わないために】
全国銀行協会や銀行員が暗証番号等を尋ねることは一切ありません。

金融庁 ーより引用

つまり、「暗証番号を聞かれたら詐欺だと考えていい」ということ。

ほかにも、都道府県や市町村など、各自治体のウェブサイトでも同様の注意喚起が行われています。

もし、気付かずにキャッシュカードや暗証番号を記載した用紙を返送していたら…。

想像するだけで背筋がゾッとしてしまいます。

令和という新元号に多くの人の注目が集まるからこそ、被害に遭う人も増えてしまう詐欺。せっかく発表された『令和』がイヤな思い出になってしまわないように、自分だけでなく周囲の人とも情報を共有して詐欺被害に遭わないように注意してください。

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出典
全国銀行協会金融庁@kantei

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