美容学校を訪れた高齢男性が「髪の巻き方を教えて」 人々が涙した理由は…
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配達員の『接客態度』を本社に伝えた女性 ポストに投函されていたのは…佐川急便の配達員から感じのよい接客を受けた女性。サイトで報告すると、後日投函されていた不在通知に「お褒めいただきありがとうございます」とメッセージが書かれていました。

パンダの皿に、食器を重ねていたら… まさかの結果に「笑いが止まらない」「初めて見た」「食器棚を見たら、こんなことになっていた」といったコメントとともに、1枚の写真をSNSに投稿した、Yukiko Mori(mori_nurse)さん。 写真には、500件以上ものコメントが寄せられるなど、大きな反響を呼びました。
カナダ・アルバータ州にある美容専門学校『デルマー・カレッジ・オブ・ヘアー・アンド・エステティックス・レッドディア』。
ここでは、プロの美容師や理容師を目指す人がさまざまな技術を学んでいます。
ある日、この学校に79歳の男性がやってきました。そして男性はスタッフにこんなお願いをしたのです。
「妻の髪をセットするために、髪の巻き方を教えていただけませんか」
海外メディア『People』によると、この男性の妻はいつも自分の外見に誇りを持っているのだそう。
ヘアスタイルやメイクで自分自身を美しく整えておくことは、『妻にとって重要なこと』なのだといいます。
しかし妻は視力が低下したことで、ヘアアイロンでやけどをしてしまうことが多くなり、自分で髪をセットするのが難しくなってしまったのです。
事情を知った学校長のキャリー・ハンナさんは、快く男性にヘアアイロンの使い方を教えることにしました。
男性は妻にやけどをさせないように肌を守りながら、ショートヘアにカールでボリュームを出すためのテクニックを習います。
さらに男性の希望で、スタッフはマスカラの付け方も教えてあげました。
男性はキャリーさんたちに妻の写真を見せて、彼女がどれほど美しいかを自慢していたのだそうです。
その微笑ましい様子や男性の妻への愛情にスタッフたちは感動し、涙を浮かべる人もいたといいます。
この男性のことを紹介したFacebookの投稿は38万件以上シェアされ、多くのコメントが寄せられています。
・胸がいっぱいになった。こんなにも思いやりのある夫を持った女性はラッキーね。
・これぞ本物の愛。感動して涙が出た。
・彼にヘアアイロンの使い方を教えてくれてありがとう。
男性は後日再び、妻と一緒にお礼をいうために『デルマー・カレッジ・オブ・ヘアー・アンド・エステティックス・レッドディア』を訪れました。
その時の妻のヘアスタイルはとても素敵だったそうです。男性の練習の成果でしょう。
1人で美容専門学校にヘアアイロンの使い方を習いに行くなんて、男性にとって、かなり勇気がいる行動だったのではないでしょうか。
男性の妻への深い愛情は、たくさんの人たちを温かい気持ちにしてくれました。
[文・構成/grape編集部]