ケバブとはどんな料理?使われているお肉や作り方などを解説
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ジューシーな肉とスパイシーなソースがおいしい、ケバブ。
お祭りの屋台やキッチンカーなどで販売されているのを見たことがある人は多いでしょう。
そんなケバブについて「どこの国の料理?」「どうやって作るの?」などと疑問に思ったことはありませんか。
この記事では、ケバブとはどのような料理なのかを解説していきます。レシピも紹介するので「ケバブを自分で作りたい」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
ケバブとは?
※写真はイメージ
まずはケバブという料理について、基本情報や使用されている食材などを解説します。
ケバブはトルコ発祥ですが、ケバブサンドはトルコ生まれではありません。早速見ていきましょう。
ケバブはトルコ発祥
ケバブはトルコの伝統料理で、トルコ語で『グリルした肉』を意味します。
日本ではケバブサンドが親しまれていますが、本国トルコでは多彩なケバブが作られています。
ケバブサンドの詳細は次の項をご覧ください。トルコで親しまれているケバブの種類については、少し後で改めて紹介します。
ケバブサンドはトルコ生まれではない
ケバブや野菜などをピタパンに挟んで食べるケバブサンドは、お祭りの屋台などで販売されており、日本でも人気の料理です。
そんなケバブサンドですが、実はトルコではなくドイツ発祥です。1970年代にドイツへ移住したトルコ人が考案し、ケバブをピタパンで挟んだサンドイッチが好評を得たのが始まりとされています。
現在では、ドイツの国民的なファストフードとして多く人々に愛されています。ちなみに、ドイツには多くのケバブサンドのお店があるそうですよ。
ケバブに使われる肉は主に3種類
ケバブに使われているジューシーな肉の正体は、主に牛肉、鶏肉、羊肉などです。なお、日本で作られているケバブの多くは牛肉と鶏肉でできています。
「なぜ豚肉は使わないの?」と疑問を抱く人もいるでしょう。トルコではイスラム教を崇拝する人が多く、イスラム教には「豚肉を食べてはいけない」という戒律が存在します。
よって、トルコにはそもそも豚肉を食べるという文化がなく、豚肉を使ったケバブも一般的ではありません。
ケバブの作り方
ケバブは肉を焼きながらソースを作り、肉が焼き上がったら皿に盛り付けるのが基本的な作り方です。
肉を食べやすいサイズに切ってから焼き、その間にトマトソース、ヨーグルト、スパイスなどを調合したソースを用意します。
ソースのレシピは、ベースとなるヨーグルトやトマトソース以外、家庭によって異なるのだそう。スパイスの有無も好みで調整するのが一般的です。
肉が焼けたら野菜などとともに皿へ盛り付け、肉にソースをかけて完成です。ご飯のおかずにしたり、パンに挟んでケバブサンドにしたりして味を楽しみましょう。
ケバブの種類
※写真はイメージ
前の項で触れたように、ケバブには多くの種類があり、味わいはそれぞれ大きく変わります。
ここからはケバブの種類について、特に有名な『シシ・ケバブ』『ドネルケバブ』『パトゥルジャンケバブ』『イスケンデルケバブ』の4つを詳しく見ていきましょう。
串に通して食べるシシ・ケバブ
最初に紹介するのはシシ・ケバブです。『シシ』はトルコ語で『串』を意味する言葉で、一般的にケバブを串に通して食べます。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、トルコでは一般家庭でもよく作られているのだとか。
下味を好みに合わせてととのえたり、野菜と一緒に食べたりと、アレンジが幅広いのもシシ・ケバブの特徴です。
屋台で食べるドネルケバブ
屋台やキッチンカーなどで、炙り焼きの肉が回転しているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
こうしたケバブはドネルケバブといい、シシ・ケバブと並んで、ケバブを代表する人気を誇っています。
スパイスやオリーブオイルなどの調味料で肉に下味を付け、串に刺した状態でゆっくり焼くのが一般的な作り方です。
肉が焼けたら、大型のナイフで切り落として食べやすいサイズにし、パンなどと一緒に食べましょう。
ナスと一緒に食べるパトゥルジャンケバブ
続いて紹介するのは、パトゥルジャンケバブです。『パドゥルジャン』はトルコ語でナスを意味し、ナスと一緒に食べるケバブを指します。
パトゥルジャンケバブの特徴は、さまざまな作り方が存在すること。ナスとケバブを交互に串に刺して作る方法や、ナスの身をくり抜いてケバブを詰めていく方法などがあります。
ナスには唐辛子などで味付けされている場合が多く、ナスとケバブをバランスよく味わえるでしょう。
日本人でも食べやすい種類となっているため、味にクセのないケバブを楽しみたい人におすすめです。
ヨーグルトが印象的なイスケンデルケバブ
最後に紹介するのは、ドネルケバブから発展したイスケンデルケバブです。
『イスケンデル』とは、『アレキサンダー大王』ことアレクサンドロス3世のことで、イスケンデルケバブは彼が好んで食べていたといわれています。
下味の付いたドネルケバブを、ピデと呼ばれるパンと一緒に食べるのが特徴で、ソースにはトマトソースとヨーグルトが使われています。
ドネルケバブの場合、トマトソースとヨーグルトは調合されますが、イスケンデルケバブではそのままケバブにつけて食べるのが一般的。
一見するとミスマッチに感じられるかもしれませんが、トマトソースとヨーグルトのほどよい酸味とケバブの濃い味付けがマッチして、おいしく味わうことができます。
ケバブのおすすめレシピ3選
※写真はイメージ
ここからは、ケバブのレシピを3つ紹介します。ケバブが好きな人から、ケバブを初めて食べる人まで幅広い人におすすめです。
どのレシピも自宅で再現可能なので、気になる人はぜひ作ってみてください。
ケバブサンド
まずは、日本でも親しまれているケバブサンドのレシピです。材料と作り方は以下の通り。
【材料(2人ぶん)】
【作り方】
ピタパンは、直径15cmほどのものを使うのがおすすめです。
ヨーグルトベースのソースには、ニンニクやブラックペッパーのほか、数種類のスパイスが調合されています。ほどよい酸味と辛味で、ケバブのおいしさが引き立つでしょう。
チキンケバブ
続いては、鶏肉を使ったチキンケバブのレシピです。
漬けて焼くだけで簡単に仕上がるため、初めてケバブを食べる人にもおすすめの一品。以下を参考に作ってみてください。
【材料(3~4人ぶん)】
【作り方】
フライパンにサラダ油をひく際は、マリネ液を軽く拭いましょう。
ケバブサンドと同じくヨーグルトがベースのソースは、ジューシーに焼き上げられたチキンケバブと相性抜群。手軽に作れるのも嬉しいポイントですね。
チキンのシシ・ケバブ
最後に紹介するのは、鶏肉を使ったシシ・ケバブです。
日本ではあまり馴染みのないシシ・ケバブですが、こちらのレシピを参考に作ってみてはいかがでしょうか。
【材料(5人ぶん)】
【作り方】
鶏肉を使っているため誰でも食べやすく、子供も喜ぶ仕上がりとなるでしょう。
ケバブは肉が好きな人におすすめなトルコ料理!
ケバブはトルコが発祥の伝統料理で、さまざまなバリエーションが存在します。
共通しているのは、ジューシーな肉の旨味と甘辛いソースの味わいが楽しめること。また、ご飯のおかずにピッタリな味わいも特徴的です。
ケバブが食べたくなったり、作ってみたくなったりした人は、本記事で紹介しているおすすめレシピを参考に、ぜひケバブを作って楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]