右のほうれん草は「選ばないで!」 理由に目からウロコ
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冬が旬のホウレンソウ。栄養が豊富で、βカロテンや鉄、カリウムなどを多く含んでいます。
おひたしや和え物、スープなどさまざまな料理に使うことができて、食卓でもおなじみの野菜の1つではないでしょうか。
そんなホウレンソウについてクイズです!次のうち、おいしいホウレンソウはどれでしょう。
A.葉が小さく厚さが薄いもの。
B.葉が鮮やかな緑色のもの。
C.茎が太いもの。
答えは分かりましたか。本記事では、クイズの正解と合わせて、スーパーマーケットなどでおいしいホウレンソウを選ぶポイントを紹介します!
おいしいホウレンソウの特徴
千葉県のウェブサイトによると、おいしいホウレンソウは以下のような特徴があるといいます。
選択肢『A』と『C』はこれらの逆のため間違いで、『B』が正解です。
以下の2つは筆者が購入したもので、左がおいしいホウレンソウ、右がイマイチなホウレンソウ。左のほうは茎が細めで葉も鮮やかで大きいといった、おいしいホウレンソウの特徴が見られます。
左がよいホウレンソウ、右がイマイチなホウレンソウ
ちなみに、クイズの選択肢には入れませんでしたが、根元の色もチェックポイント。ホウレンソウの根元は鮮やかな赤色のものがおいしいのです。
この根元の色は、特に秋と冬にはっきりと赤くなるので、旬の時期には意識してチェックしましょう。
旬のホウレンソウはビタミンCが多い!
文部科学省の『食品成分データベース』では、夏採りと冬採りのホウレンソウの栄養価を確認できます。
これによると、100gあたりの生のホウレンソウのビタミンC含有量は、それぞれ以下の通りです。
生のホウレンソウ(夏採り):20mg
生のホウレンソウ(冬採り):60mg
旬の時期にあたる冬採りのほうが、夏採りに比べて3倍多く含まれていることが分かります。
ビタミンCは、皮膚などのコラーゲンの合成に働いたり、抗酸化作用によって細胞を守ったり、鉄の吸収をよくしたりする働きがあります。
また、『調理のためのベーシックデータ』(女子栄養大学出版部)には、ホウレンソウを5℃で冷蔵保存した場合のビタミンC残存率のデータがあり、保存日数が経つにつれ、ビタミンCは減少していくことが分かります。
おいしさはもちろん、栄養価の面でも、買ってきたら鮮度のよいうちになるべく早く食べるとよいでしょう。
ホウレンソウのおすすめレシピ
1年中スーパーマーケットなどで出回っているホウレンソウですが、旬の時期のものはおいしくて、ビタミンCも豊富です。
筆者のおすすめレシピは『ほうれん草の巣ごもりトースト』。ホウレンソウ、卵、チーズ、マヨネーズと、材料4つで手軽に作ることができますよ!寒い冬におすすめの一品です。
いろいろな料理で、旬のホウレンソウをたくさん楽しんでみてはいかがでしょうか。
筆者のブログやInstagramでは、ほかにも食にまつわる情報を発信しているので、気になった人は覗いてみてくださいね!
ブログ:食育ノススメ
Instagram:akiyo_koizumi
[文・構成/grape編集部]
小泉明代
フリーランスの管理栄養士、料理研究家。
レシピ開発や記事執筆、撮影の調理、フードスタイリングなど、食や栄養に関するさまざまな業務をおこなう。
健康的でおいしい料理や献立、手軽に栄養摂取できる工夫などを発信している。