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さまざまな料理で活躍する卵。
身近な食材であるだけに、適当に使っている…なんてことはありませんか。
実は、それはとてももったないかもしれません!
今まで以上に卵をおいしく食べられる『新常識』を、キユーピータマゴ株式会社の卵のスペシャリストが教えてくれました。
卵の新常識に「そうだったのか…」
教えてくれたのは、卵の魅力を探求している『五ツ星タマリエ』の児玉大介さん。
タマリエとは、日本卵業協会が開催する『タマリエ検定』によって認定された人のことです。
一ツ星、三ツ星、五ツ星の3ランクあり、2021年3月時点で五ツ星タマリエは日本に2人だけしかいません!
そんな激レアなスペシャリストが教える卵知識は、参考になるものばかりです。
※写真はイメージ
産卵日から何日目かの卵によっておすすめの食べ方がある!
児玉さんによると、「卵は生き物なので、産卵日からの経過日数によって状態が変化する」とのこと。
一部の卵パックには産卵日が記載されているため、チェックするとおいしく食べられるそうです。
産卵日から経過日数ごとの、適した卵の食べ方が、こちら!
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卵の白身には黄味を支える濃い部分があります。そのため新鮮な卵を割ると、黄味の周りの白身が一部こんもりと盛り上がって見えるのです。
しかし、産卵後に日数が経過すると白身に変化が。粘性がなくなる『水様化』が起こり、均一に混ぜやすくなるそうです。
児玉さん:
茶碗蒸しは、卵白が水様化しているほうが、出汁などほかの液と合わせた時によく混ざります。
産卵日から5日目頃以降だと、『す』と呼ばれる細かい穴が入りにくく、しっかり固まりますよ。
卵焼きや出し巻き卵、卵スープも5日頃以降が適しています。
卵白が切れやすく、卵黄と卵白が混ざり合うので、きれいな黄色の卵焼きになりますし、卵スープにした時もふわふわに仕上がりますよ。
また、「メレンゲを使うお菓子の場合、産卵日から10日目頃以降がおすすめです。卵白の水様性部分が多くなり、泡立ちがよくなります」とのこと。
ただし、スーパーなどで産卵日が記載されていない卵パックを買った場合は、目安として産卵日から1~3日程経過していると考えたほうがいいでしょう。